自民・小泉進次郎氏「加計問題はやっぱりおかしい」、特別委員会の設置を要求
産経新聞、6/6(水) 11:34配信
自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は6日午前の党会合で、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設をめぐり「やっぱりおかしい。だったら特別委員会を(国会に)立ち上げて」と発言した。
小泉氏は、参院による行政監視機能の強化を議論する中で「国会で国民生活に大事な法案を審議する一方、スキャンダルなどについてもダブルトラック(同時並行)でどう回していくか」と述べ、特別委設置を提起した。
また、加計学園関係者が「平成27年2月、安倍晋三首相が学園理事長から新設計画の説明を受けた」と愛媛県職員に説明し、後に誤情報だったとコメントしたことについて「どう考えても、愛媛県に嘘をついたというのはおかしい」と強調した。
与党だから、野党だからと言わず、国会そのものの存在意義を問われている事態と言うことを理解できる人なら、当然、このような考えが出て来るでしょうね。
だからと言って、口に出して言うことは、やはり、それなりの覚悟がいることだと思いますね。
その覚悟が出来た人の発言を、スルーしてはいけないと思うんですよ。
野党の皆さんは、ぜひ、機を失することなく動いていただきたい。
ところで、小泉進次郎君が言う「特別委員会」ですけど、国会法の中に設置することが出来ると定められていますね。
第四十五条 各議院は、その院において特に必要があると認めた案件又は常任委員会の所管に属しない特定の案件を審査するため、特別委員会を設けることができる。
○2 特別委員は、議院において選任し、その委員会に付託された案件がその院で議決されるまで、その任にあるものとする。
○3 特別委員長は、委員会においてその委員がこれを互選する。
第四十六条 常任委員及び特別委員は、各会派の所属議員数の比率により、これを各会派に割り当て選任する。
○2 前項の規定により委員が選任された後、各会派の所属議員数に異動があつたため、委員の各会派割当数を変更する必要があるときは、議長は、第四十二条第一項及び前条第二項の規定にかかわらず、議院運営委員会の議を経て委員を変更することができる。
第四十七条 常任委員会及び特別委員会は、会期中に限り、付託された案件を審査する。
○2 常任委員会及び特別委員会は、各議院の議決で特に付託された案件(懲罰事犯の件を含む。)については、閉会中もなお、これを審査することができる。
○3 前項の規定により懲罰事犯の件を閉会中審査に付する場合においては、その会期中に生じた事犯にかかるものでなければならない。
○4 第二項の規定により閉会中もなお審査することに決したときは、その院の議長から、その旨を他の議院及び内閣に通知する。
第百四条 各議院又は各議院の委員会から審査又は調査のため、内閣、官公署その他に対し、必要な報告又は記録の提出を求めたときは、その求めに応じなければならない。
○2 内閣又は官公署が前項の求めに応じないときは、その理由を疎明しなければならない。その理由をその議院又は委員会において受諾し得る場合には、内閣又は官公署は、その報告又は記録の提出をする必要がない。
○3 前項の理由を受諾することができない場合は、その議院又は委員会は、更にその報告又は記録の提出が国家の重大な利益に悪影響を及ぼす旨の内閣の声明を要求することができる。その声明があつた場合は、内閣又は官公署は、その報告又は記録の提出をする必要がない。
○4 前項の要求後十日以内に、内閣がその声明を出さないときは、内閣又は官公署は、先に求められた報告又は記録の提出をしなければならない。
第百四条の二 各議院又は各議院の委員会が前条第一項の規定によりその内容に特定秘密である情報が含まれる報告又は記録の提出を求めた場合において、行政機関の長が同条第二項の規定により理由を疎明してその求めに応じなかつたときは、その議院又は委員会は、同条第三項の規定により内閣の声明を要求することに代えて、その議院の情報監視審査会に対し、行政機関の長がその求めに応じないことについて審査を求め、又はこれを要請することができる。
第百四条の三 第百四条の規定により、その内容に特定秘密である情報を含む報告又は記録が各議院又は各議院の委員会に提出されたときは、その報告又は記録は、その議院の議員又は委員会の委員及びその事務を行う職員に限り、かつ、その審査又は調査に必要な範囲で、利用し、又は知ることができるものとする。
第百五条 各議院又は各議院の委員会は、審査又は調査のため必要があるときは、会計検査院に対し、特定の事項について会計検査を行い、その結果を報告するよう求めることができる。
ぜひ、設置していただきたい。しかも、衆議院・参議院の両院でそれぞれに設置して、審査をオープンにして真相究明をやっていただきたい。
委員数が、会派に割り振られるという致命的弱点はあるけれども、こればかりは仕方がない。選挙で、
自民党と
創価学会が勝ってきたという事実はいかんともしがたいのだから。
野党の皆さん、『汝自身を知れ』という言葉の意味をかみしめようではありませんか。そして、どのような状況でも、諦めず国民のため子々孫々のために少しでも明るい状況を切り開くという姿勢を持っていただきたい。
今、
アメリカに行っている
安倍晋三のような惨めな政治家にはならないでくださいね。