江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

安倍晋三が「桜を見る会」で、またぞろ、大ウソを吐きました!


世紀の嘘つき安倍晋三が、「桜を見る会」に集まった1万7千人余りの人を前に、またぞろ、大ウソを吐きましたよ~~。

さあ、皆さん、以下の記事を読んで、安倍晋三がどのようなウソをついたのか、ご理解ください。


安倍首相が不祥事を謝罪「桜を見る会」で
日テレ、4/21() 17:55配信


安倍首相主催の「桜を見る会」が開かれた。安倍首相は冒頭のあいさつで、財務省の決裁文書改ざんや福田事務次官のセクハラ問題など、一連の不祥事について謝罪した。

 安倍首相「国民の皆様の行政に対する信頼を揺るがす事態となっております。行政の責任者として、その責任を痛感しているところであります。改めておわびを申し上げたいと思います」

 さらに安倍首相は「膿(うみ)を出し切って組織を立て直していく」と述べた。

 21日の「桜を見る会」は、あいにく桜は散ってしまっていたが、国会議員のほか、平昌オリンピックやパラリンピックで活躍した選手、タレントの梅沢富美男さんやピコ太郎さんなど各界の著名人およそ1万7500人が陽春の新宿御苑に集まった。
<以下略>



もう、お分かりですよね。「責任を痛感している」とか言っているけど、その原因となっている一つ一つの事件については、何一つ、「悪かった」と言っていないんだから。それどころか、セクハラも加計も森友も、そして自衛官の「国民の敵」発言も、何一つ背景も事件の詳細も明らかにされていない。あえて、言うならば「こんな人たちが、森友とか加計とかセクハラとか騒いで国会が混乱しているんですよ。僕は悪くないのに。でも、僕は責任感の強い総理だから結果責任を感じているんですよ。ほんとですよ~~。」って言いたいんでしょうね。

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麻生氏、抗議を茶化す?「もう少し大きな字で」
読売新聞、4/20() 11:43配信


 【ワシントン=坂本幸信】訪米中の麻生財務相は19日、福田淳一財務次官のセクハラ疑惑で、野党が麻生氏の辞任を要求していることに対し、「進退については考えていない」と述べた。
 テレビ朝日が、同社の女性記者がセクハラを受けていたと財務省に抗議したことについては、弁護士を通じてテレビ朝日から話を聞く考えを示した。
 麻生氏は、テレビ朝日の抗議を、「しっかり受け止めないといけないが、まずは、話をきちんと伺う必要がある」と述べた。そのうえで、「(セクハラを)名乗り出た方と財務省が直接話をしているという形でなく、弁護士が話を聞かせてもらうことになる」と話した。
 ただ、一方で、「(抗議文が)もう少し大きな字で書いてもらった方が見やすいなと思った程度に読んだ」と、抗議を茶化(ちゃか)したとも受け取れる言葉を口にした。


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はあ?もう少し大きな文字で??ふざけるな!!ハズキルーペでもかけろよ!こいつの財務省は、もう、無政府状態。女性が活躍できる社会を目指したのは、どの内閣かな?この事態に、安倍晋三は何一つコメントしないじゃないか。あ、そういえば、この内閣だったね、準強姦罪の男を逮捕寸前に無罪放免にしたのは。

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「加計で愛媛県職員ら官邸訪問予定」文科省にメール残る
4/19() 18:15配信


 学校法人「加計(かけ)学園」の愛媛県今治市への獣医学部新設計画をめぐり、愛媛県職員らが首相官邸を訪れる予定を記したメールが残っていたことが、文部科学省の調査で分かった。愛媛県の文書には当時の柳瀬唯夫首相秘書官(現・経済産業審議官)らが首相官邸で対応した記録があり、一部が裏付けられた。
 関係者によると、メールは内閣府が送ったもので、午後3時という首相官邸を訪問する時刻も書かれていたという。2015年4月2日に愛媛県職員や今治市職員らが藤原豊・地方創生推進室次長(現・経済産業省貿易経済協力局審議官)に面会した際の内容などが記されており、その直後に送ったとみられる。文科省が20日にも公表する。
 愛媛県が作成した文書には、同じ4月2日午前11時半から県や今治市の職員、加計学園幹部が藤原氏と面会。同午後3時からは柳瀬氏と面会し、柳瀬氏が「本件は、首相案件」と発言したなどと記されている。柳瀬氏は「記憶の限りでは、愛媛県今治市の方にお会いしたことはない」とコメントしており、面会の有無が国会で焦点となっている。


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首相案件なのに、桜を見る会では何もコメントしないのか?この柳瀬とか言う元秘書官に指示しなさいよ。『国会では質問内容は事前に通告されているんだから、記憶の限り、とかいい加減な答弁はせず、事前にきちんと調べて答弁しなさい』って。この程度のこともアドバイスできない総理なんて、ワシの百均のゾウリと同じだね。

昭恵氏の記載「佐川氏は認識」 太田理財局長が答弁
4/16() 20:13配信


 森友学園との国有地取引をめぐる決裁文書の改ざん問題で、財務省は16日、同省の佐川宣寿・前理財局長が昨年2月下旬以降、改ざん前の文書に安倍晋三首相の妻昭恵氏の記載があることを認識していたと明らかにした。当時は取引の妥当性について、野党の追及を受けていた時期にあたる。佐川氏が、昭恵氏の記載があることを知りながら、政治の関与を否定する答弁をしていた可能性が出てきた。
 この日あった参院決算委員会で、共産党の辰巳孝太郎議員の質問に対し、同省の太田充・理財局長が明らかにした
 改ざん前の決裁文書には、土地取引の交渉過程で、近畿財務局が学園側から昭恵氏の写真を見せられたことや、政治家側からの問い合わせがあったことが記されていた。同省はこの文書を昨年4月に改ざんしたことを認めている。<中略>
 学園との土地取引をめぐっては、佐川氏は理財局長だった昨年3月、「政治の関与は一切ない」などと答弁。今年3月27日の証人喚問では「刑事訴追の恐れがある」として、自身の関与など改ざんの経緯についてほぼすべての証言を拒否していた。一方で、土地取引については「総理夫人の影響があったとは全く考えていない」と述べていた。


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あれもこれも証拠が出てきているのに、まだ、一つ一つに具体的コメントをせず、漠然と「信頼を揺るがす事態になってゴメン」なんて、誰が信じるのか?まるで、被害者か、国難を救う英雄かのような自分のウソに酔って演説する安倍晋三のおぞましさ。

「膿を出し切って組織を立て直す」とか言われても、何が膿を発生させているのか、誤魔化してしまう。安倍晋三のウソの手法の一つが、都合の悪いことはなかったこととして、「これからは立派にやります」と良い子ぶること。

このすり替えの上でのウソに、安倍晋三の天性のウソつき体質が見えますね。

ところで、シカリさんが最近のニュースで最も注目したのは、次の記事です。


<国民の敵>その言葉で始まった悲劇は数々 世間の反映か
毎日新聞4/18() 21:21配信


 民進党小西洋之参院議員が16日夜、国会近くの路上で防衛省統合幕僚監部の3等空佐から「お前は国民の敵だ」と繰り返し罵倒された問題は、過去の暗い歴史を思い起こさせた。シビリアンコントロール文民統制)の下にある現職自衛官が語った言葉の意味や影響を考えた。【和田浩幸、中川聡子】
 ◇5・15事件でも「国民の敵」スローガンに
 「日本国民よ! 国民の敵たる既成政党と財閥を殺せ! 祖国日本を守れ」
 1932(昭和7)年に海軍青年将校らが首相官邸を襲撃し、当時の犬養毅首相を暗殺した5・15事件。青年将校らは檄(げき)文にこう記していた。「憲政の神様」と呼ばれた犬養首相は「話せば分かる」と説得したが、将校らは問答無用で殺害。犬養内閣は戦前最後の政党内閣となり、以後、日本は軍部独裁の戦争の道を歩んだ。
 戦前ならば将校に当たる3佐が、国会議員を「国民の敵」と断じた問題をどうみるか。井上寿一学習院大学長(日本政治外交史)は「威嚇する言葉としては戦前ほどのインパクトはないが、許されない言動だ。『国民』を都合良く権威付けて自身の考えを正当化することで、根拠もなく『自分こそが国民で、お前は国民ではない』と言いたかったのではないか」と分析する。

 ◇小西氏は国会で日報問題を追及
 3佐が勤務する統幕は昨年2月、自衛隊イラク派遣に関する資料提出要求を受けたが、3時間程度の調査で「見つけられなかった」との国会答弁案を作成。当時の稲田朋美防衛相も「残っていないことを確認した」と国会で断言した。その後の調査で陸自などに残っていたことが判明し、今月16日に約1万5000ページを公表。文民統制のほころびに批判が起きている。
<中略>
  ◇統幕は文民統制を支える組織
 自衛隊は国内最大の組織であり、武器を持つ実力集団だ。文民統制は政治が実力集団を統制することで暴走を防ぐ仕組みで、自衛隊法は自衛隊員に対し、選挙権の行使を除く「政治的行為をしてはならない」と規定。さらに政令では特定の政党や内閣を「支持し、またはこれに反対すること」を目的とする行為を禁じている。また、統幕は部隊の運用について、陸海空の3自衛隊と連絡を取りつつ防衛相を一元的に補佐する機関で、文民統制を中核的に支える組織と言える。<以下略>



自衛隊の日報をめぐり「ない」「あった」というやり取りで注目を浴びている防衛省

その実力部隊を統括する部署である統幕の自衛官が国会議員に対して「国民の敵」と発言する。

このことに対して、当初、防衛大臣は「若いから」「国民の一人として」などと、あきらかにかばっていた。その後に、「かばっているわけではない」とか言っているけど、あとのまつり。ところで、この事件には、注目すべき二つの点があると思うんです。一つは、この自衛官が小西議員を「国民の敵」と認識するにいたった職場のムード、そこで行われていた仕事の中身の問題です。現場の自衛隊員は詳細に報告していたのに、「なかった」ことにしようという統幕の思惑がこの自衛官には身に染みていたんだろうね。つまり、現在の統幕は、すでに文民統制どころか、国民の想像もつかない特定の思想で業務を遂行しているということ。その片鱗を見せたのが、今回の事件だろうね。おそらくこの先、「国会議員への無礼を働いた馬鹿者」としてこの自衛官とその上司ぐらいが処分されて幕引きになるんだろうが、本質は、その程度ではないことを認識しなければなりませんよ。二つ目は、クーデターの素地がこれから出来上がるということ。この自衛官の処分を機に、内部のかなりの自衛官たちが彼を祭り上げ、彼自身も自らの発言の正当性を主張する行動に出るだろうね。つまり、マグマが溜まっていくということ。このマグマがいつ爆発するのかは断定できないが・・・。日本社会は、どうしようもないほど壊されてしまった。誰に?安倍晋三日本会議に連なる連中。決定的破滅を迎える前に、与党や野党などと言わず、民主主義を守ろうと考える勢力は安倍晋三を倒し、腐りきった官僚組織を大改編しなければならない。特に、防衛省はそれこそ解体的出直しが必要だろうね。

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