江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

加計学園獣医学部の設置認可の日まで、加計関係者は事前に知っていましたよ。


8月末に認可の予定が、安倍晋三解散総選挙のたくらみのために引き伸ばされていた加計学園獣医学部設置の認可ですが、11月10日の文科省の審議会で結論が出るとのことですよ。

予想はしていましたけど、選挙が終わったとたん、これほど露骨に動かれるとカリカリしますね。


<加計獣医学部認可へ>野党「疑惑」追及の構え

毎日新聞11/2() 23:23配信

 文部科学省の審議会が、安倍晋三首相の友人が理事長を務める加計学園獣医学部新設計画に「ゴーサイン」を出すことになった。だが、数々の「疑惑」を残したまま首相は9月の臨時国会冒頭で衆院を解散しただけに、特別国会で野党は一連の手続きが「加計ありき」で進められたと追及を強める構えだ。
 国家戦略特区を活用した学園の学部新設を巡っては、特区を所管する内閣府幹部が昨秋、文科省に対して「総理のご意向」と早期開学を迫ったことを記した内部文書の存在が今年5月に発覚。一方、首相は7月の衆院予算委員会の閉会中審査で、学園による獣医学部の計画を知った時期を問われ、「今年1月20日」と主張した。
 1月20日は、政府が特区で学部を新設する事業として加計学園を認定した日付だ。2012年12月の第2次安倍政権発足後、毎日新聞の「首相日々」では、首相が学園の加計孝太郎理事長と計13回にわたり食事やゴルフをともにしていたことが確認できる。加計氏を「腹心の友」と呼ぶ首相が、学園が事業者に認定される当日まで計画を知らなかったことになり不自然さは拭えず、野党は理事長の国会招致を求めていた。
 計画には、首相の側近らの関与も取りざたされている。文科省の内部文書には、自民党萩生田光一幹事長代行がたびたび登場。萩生田氏自身は否定しているが、官房副長官時代の昨年10月、文科省幹部に獣医学部の早期開学を迫ったとされる内容が記されている。13年5月の萩生田氏のブログには、首相、加計氏と3人で写った写真が投稿され注目を集めた経緯もある。


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ところで、この日程を加計学園の関係者は既に知っていたというのだから、審議会なんて茶番で苦虫を噛み潰したような演技をする知識人の面々の立場もないですね。

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この前の日曜日(10月29日)には、入学相談会を開催し、そこで認可については11月10日に決まるという説明が行われたんだって!!

誰が、そんな情報を流しているわけ?

まあ、安倍晋三と加計孝太郎が決めた日程を文科省は後追いしているだけだろうけど、ここまで露骨にやるかな~。

さらに、この獣医学部の認可の重要なポイントである先進的知識を教えるという部分について、関係者は次のように発言しているそうですよ。

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設置に必須の要件が、加計学園としては「余裕があったらやる」程度の方針と決めているということっでしょうか?

つまり、国家戦略特区事業でやるほどのことでもなかったわけですね。

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昨日行われた文科省の審議会の専門家委員会では、「法的瑕疵がない」ということで「不可」にする理由はないとの結論になったそうですが、書類上の小さなところだけ議論して、基本のところは、わざとスルー。

本当に、ふざけた話ですよ。

でも、こうなることは分かっていて国民は安倍晋三を再び総理にしたんですからね。情けない国ですよ、日本は。(モノ作りでも誤魔化しがバレるし。中国と大して変わらんじゃん)

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国会の会期は、当初、1週間程度と見られていましたが、12月9日までの39日間になりました。

官邸が求めていた1週間程度の案が、自民党内で通らずに、39日になったとか。

なんのかんのと言っても、官邸の力、つまり、安倍晋三の影響力は徐々に弱まっているんですね。

となると、借金まみれで補助金頼みで運営されている加計学園の先行きも見えたようなものですね。

「腹心の友」同志、手に手を取って、沈没していただきたい。