江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

国民の夢を潰してきた安倍晋三が「人づくり革命??」。国民は国政の私物化を許さない!!


8月の内閣改造で「人づくり革命」とか言っていた安倍晋三

何か目新しいことを言えば国民の目を騙せると思ったんでしょうね~。

でも、国民の森友・加計学園事件など安倍による国政私物化への怒りは収まらず、ついに、安倍晋三は「雲隠れ解散」へ。

安倍晋三の施政下で、具体的に国民の夢がどのようにつぶされたのか。そして、様々な言葉を生んだ安倍政権の5年とは・・・。


なぜ加計だけだったのか <問う安倍政権5年>
京都新聞10/6() 16:50配信

 人口減少が進むまちに光が差すかもしれない。京都府綾部市の山崎善也市長(59)は、胸を躍らせていた。
 3年前、京都産業大京都市北区)が綾部市獣医学部の新設を目指すとの構想を、京都府幹部から耳にした時だ。市内の15~64歳人口は1980年の2万7千人から2015年までに1万人減った。計画には、定員80人の新キャンパスが描かれていた。「働く場所と学ぶ場所があれば、住み続けてもらえる」。安倍晋三首相が唱える「地方創生」にもかなう。
 だが、その期待は荒波のように揺らぐ。
 国は半世紀以上、獣医学部の新設を認めてこなかった。風穴をあけようと、府と京産大は16年3月に国家戦略特区制度で新設を提案した。先んじて15年6月、加計学園岡山市)と新設を協議していた愛媛県今治市が提案した。
 「加計学園が先に認められても、次があると思っていた」と山崎市長は振り返る。内閣府ヒアリングでも高評価を得た。16年11月には、安倍首相が特区諮問会議で獣医学部新設を認める方針を打ち出した。ところが、直後に「1校に限る」「18年4月開学」などの条件が加わる。
 市職員から一報を受けた山崎市長はがくぜんとした。「土地や人員確保を考えても、とても間に合わない」。17年1月、加計学園が事業者として認められた。しばらくして、加計学園理事長と安倍首相の深いつきあいが明るみに出る。
   ◇
 12年に発足した安倍政権は、「決められない政治」と批判された民主党(当時)政権を反省材料に、政策と人事で官邸主導を強めた。経済政策「アベノミクス」、地方創生、女性活躍、1億総活躍など看板政策を打ち上げた。一方、首相がかねてこだわる憲法改正は、衆参3度の国政選挙で争点から遠ざけてきた。だが、消費増税の先送りなどを掲げて選挙で圧勝するや、多くの法学者が憲法違反と指摘した安全保障関連法などを数の力で次々と成立させた。
 いよいよ首相悲願の改憲へ。踏みだそうとした今年、森友学園大阪市)への国有地売却問題に首相夫人や側近議員の関与が指摘され、加計学園の疑惑や閣僚の不祥事が重なる。国会で追及されると、首相は「印象操作だ」と色をなしたが、正面からは答弁せず、支持率は急落した。世論は首相の強気を「おごり」とみた。
   ◇
 7月の都議選。安倍政権への不信感が自民大敗という結果で跳ね返る。「丁寧な上にも丁寧に説明したい」。首相は反省の弁を繰り返したが、憲法53条に基づく臨時国会召集の野党要求は放置する。先月28日、ようやく召集した国会では何の説明もないまま、冒頭で衆院を解散した。「国会と憲法を軽んじる政権」。野党は強く批判する。
 綾部での獣医学部構想は、京産大が断念する形で消えた。「事実は分からないし、選考に不満はない」と山崎市長は前置きし、つぶやいた。「なぜ加計学園だけになったのか、京産大のどこが駄目だったのか、説明してほしい」
   ◆
 民主党から政権を奪還した安倍首相は、高い支持率を背景に官邸主導体制を確立し、5年近く政権を担ってきた。経済政策などで「強い指導力」を評価する声がある一方、力ずくで進めた安全保障関連法や特定秘密保護法などの成立、森友・加計問題を巡る疑惑など、政権の慢心も目立つ。突然の衆院解散を受けて混乱する政治情勢に目を奪われがちだが、最大の争点は安倍政治を続けるか否かだ。10日公示の総選挙(22日投開票)を前に、京都、滋賀の現場から5年の政治を見つめた。


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「丁寧な対話を心がけ、真摯に国政運営にあたると誓います。」(2013年1月所信表明演説

人を踏みつけ、お友達のために国政をゆがめ、それがバレても丁寧な説明も対話もない。

こんな人間を国政トップのポジションに放置するのか、引きずりおろすのか、今回の選挙では、それだけが問われている。

憲法問題を問う選挙でも、消費税の使い道を問う選挙でも、北朝鮮問題を問う選挙でもない!!

反安倍の皆さんは、それぞれの立場で、正々堂々と戦いましょうね。反安倍の中で、小さな政策の違いを議論している場合じゃないことを気づいてほしい。いや、大きな政策の違いでも今回は不問に付さないと、安倍を利するだけ。

安倍を生き延びさせることは、日本の民主主義が完全に死ぬことなんです。その先に、議論も何もない。隷属だけです。

今、自らの政策の正当性を貫こうとする行為は、自己満足でしかない。しかも、国民を踏みつけて友達とゴルフを楽しむ安倍晋三を助けるだけの自己満足。

民進党から希望の党に移った多くの政治家が、あえて「毒」を飲んだ。そのことを「変節」と批判することは容易なことだ。そして、その「批判の手法」は安倍陣営が仕掛けている手法だ。(中には、くだらん政治家もいるだろうさ)

今回の政変では、多くの政治家が痛手を負ったと思う。そこで、ワシら国民は自分だけ「正しい政策を」ときれいごとを言うことが許されるのか?

引き返しのきかないターニングポイントにいながら、自分だけ「正しい」と、安倍陣営の手法に乗って正義漢もどきを貫く姿勢で良いのでしょうか。

今すべき選択と、先でも出来る批判を同時に論じて、取り返しのつかない結末を迎えるのは、歯がゆい。

とにかく、それぞれの選挙区で反安倍候補が確実に勝てるように頑張りましょうよ。(反安倍の中には、皆さんにとってキレイな反安倍もあるでしょうし、グレーな反安倍も、真っ黒な反安倍もあるでしょう。が、この際、我慢!)

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