江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

長崎県五島市の玉之浦に伝わる行事など・・・。


シカリさんの第三の故郷・長崎県五島市玉之浦町の中の玉之浦という集落。

698年創建と言う古い神社(白鳥神社)があり、遣唐使船が安全航行祈願のために立ち寄ったという言い伝えもあります。

この集落には、お盆の念仏踊りのカケ(加計学園の加計ではありませんよ)。秋の白鳥神社のお祭りなどの行事が伝わっており、人口が減少していく中においても、有志により守り伝えられています。

<お盆のカケ>
お盆のカケは、念仏踊りで初盆の家などの家先で踊るもので、昔は13日と15日に行われていましたが、現在は、14日に行われています。鐘の音に合わせて踊る結構激しい踊りです。
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白鳥神社例大祭は、9月20日前後の3日間行われます。1日目は、神社から神輿が下りて来る「おくだり」で、中日を挟んで、神輿が神社に帰る「お上り」で終わります。白鳥神社は、玉之浦の集落と海を隔てた対岸にあるので、船での渡しになります。また、中日には、集落にある体育館で奉納の神楽が舞われます。
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こんな狭く急な階段を、神輿を担いで降りたり、上ったりします。
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神輿を担いで降りる時には、目の前に海が広がった風景を眺めることが出来ます。遣唐使船もこの海に停泊し、この階段を上って安全航行をお祈りしたんでしょうね~。
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地域の皆さんにお酒をふるまいながら、自分たちも・・・。^^;
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子どもたちが、海に飛び込んでいます。暑いからということもあるんですが、元々は、神輿の先駆けとして赤鬼が子どもたちを追いかけまわし、窮した子どもが海に飛び込んでいたのが、今では、追いかけられなくても飛び込んで楽しむようになっています。
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神輿は、祝詞を上げていただきたいと希望する家で祝詞と巫女さんによる神楽を上げて、家々を回ります。移動する時には、太鼓を叩きながら、「上位さっじゃ~(先だ)」と言いながら、交替で神輿を担いで回ります。
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集落から白鳥神社を望む風景と、遣唐使船が停泊したと考えられる海の風景(シラゲンナ(正式には、シラゲノ浦)とタチバンナ(正式には、橘浦))です。
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ところで、中日には集落の体育館で神楽の奉納が行われますが、その際の写真がありませんので、五島列島全体の神楽を披露するイベントの時の写真をアップします。
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<玉之浦のシンボル:大瀬崎断崖>
古い映画ですが、「喜びも悲しみも幾年月」の舞台、数年前の映画で「悪人」の舞台にもなりました大瀬崎断崖ですが、五島観光の目玉であり、我が玉之浦のシンボルでもあります。毎年、12月31日には「最後の夕日鑑賞会」が開催され、多くの観光客の皆さんも押し寄せています。
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たまんなは、ざ~~まに、よかとこぞな、だっもかっも、あそびきなはれよ~~。

標準語訳:玉之浦は、とっても良い所ですよ。皆さん、遊びに来て下さいね~~。

と言うことで、憂さ晴らしに、ローカルネタをアップしました。