江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

片肺飛行になっちゃったアベノミクス【日銀・黒田敗北宣言】







まあ、難しいことを簡単に「出来る」なんて言わない方が良い、という見本ですね。あんなに啖呵を切っていたのに、敗北宣言をしちゃいましたよ。







<日銀>物価目標5回目先送り……総裁任期中は困難


毎日新聞 11/1() 22:07配信


 日銀は1日の金融政策決定会合で、物価上昇率2%の目標達成時期を、従来の「2017年度中」から「18年度ごろ」に先送りすることを決めた。見通し通りなら、黒田東彦総裁が任期切れを迎える18年4月までに目標を達成できないことになる。黒田総裁は記者会見で、想定外の原油安などが物価低迷の原因とした上で、「(物価目標と)私の任期に特別な関係はない」と述べた。

 黒田総裁は就任直後の13年4月、2%の物価目標について「2年程度を念頭にできるだけ早期に実現する」と宣言したが、これで
5回も達成時期を先延ばしすることになる黒田総裁は記者会見で「物価見通しが後ずれしているのは欧米の中央銀行も同じ。石油の動向は予測が難しいし、新興国の減速も予測しがたい。何をもって責任とするかは難しい問題だ」と述べた。

 日銀は同日の会合で、16年度の物価見通しを従来の0.1%からマイナス0.1%に引き下げるとともに、17年度を1・7%から1.5%、18年度を1.9%から1.7%にそれぞれ引き下げた。1年で1.6ポイントも物価が上昇するとの強気の見通しだが、黒田総裁は「13年4月の量的・質的緩和開始から1年後にプラス1.5%程度まで上がっており不自然ではない。石油価格は上昇気味であり、物価自体も上がっていく」と説明した。ただ、目標実現が遠のくばかりだと、日銀への信頼が揺らいで国民の間に「物価は上がりにくい」との見方が定着、消費が冷え込む悪循環につながる懸念もある。
 同日の決定会合では金融政策を維持し、短期金利長期金利の誘導目標を継続することも賛成多数で決めた。【坂井隆之】

最終更新:11/2() 0:10


 



日銀のジャブジャブ政策は、言わずと知れたアベノミクスの2本柱の1本。最初、この人たちの話を聞いたときに、簡単に経済をコントロールできるような言いぶりに、「この人たちは社会主義者か?」って思いましたよ。



黒田さん、夏ごろ、こんなことを言っていましたよね。


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色々やった結果は、非正規雇用の労働者が増え、大企業の皆さんの賃金だけ上がり、国内的には益々格差が広がってしまった。



アベノミクスの考え方の支柱だったグラスタワーの上からワインを注げば、やがて、下のグラスにまで恩恵が及ぶとか言う、なんだっけ?効果出ているの?



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アベノミクスのもう1本の柱「年金ジャブジャブ」も、果たしてどうなることやら?





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こちらの雲行きも、どーも怪しい。安倍晋三の当面の頼りは、「TPPとプーチン」。



「TPPを早期に決めてアメリカをリードする」な~~~んて妄想と、北方領土の2島共有構想でプーチンさんと手打ちをして新たな経済圏を作って、な~~~んて妄想にしがみついているのが現状だろうね。




ワシと同じくらいスッカラカンの頭で、国政をリードをするのは難しいだろうね。そろそろ、前回同様政権を投げ出したらいかがですか?あ、そうだ。政権を投げ出して、プーチンさんとロシアにでも行けば。




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