江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

早くも始まった争点隠し【改憲勢力】










夏の参議院選挙、各党の候補者もほぼ決まり、いよいよ選挙ムードが高まって来ました。









改憲、主要争点にならず=自民副総裁―民進代表「9条改正阻止」


時事通信 53()1418分配信


 


 与野党幹部は憲法記念日3日放送のNHK番組で、日本国憲法をめぐり討論した。

 自民党高村正彦副総裁は憲法改正について、「時代が変わるたびにそれに合わせて憲法を変えるのは当たり前だ」と述べる一方で、夏の参院選では主要な争点にならないとの見方を明らかにした民進党岡田克也代表は、安倍晋三首相が憲法9条改正を目指しているとして「絶対に阻止しなければいけない」と表明した。

 高村氏は改憲について、「今までの選挙でも訴えてきたように、これからも訴えていく」とした上で、参院選での位置付けは「主要な争点にするかは国民が決めることだ。政治家が勝手に『主要な争点です』とは言えない」と語った。

 公明党北側一雄副代表は改憲に関し、「争点にはならないだろう。争点にする以上は、具体的な対立軸が明確にならないといけない」との認識を示した。

 これに対し、岡田氏は「首相の眼目は9条改正、限定なき集団的自衛権行使を認めることだ。3分の2(の議席)を取れば必ず(9条改正を)やってくると確信している」と警戒感を示した。

 共産党志位和夫委員長は「憲法改定の是非は大きな争点になる。立憲主義を破壊する政権に憲法をいじる資格はない」と首相を批判。社民党吉田忠智党首も「安倍政権による憲法改悪は許さない」と力説し、生活の党の主浜了副代表は「緊急に憲法を改正する必要性は感じられない」と指摘した。

 おおさか維新の会の片山虎之助共同代表は「地方分権憲法裁判所設置、教育無償化は憲法改正のテーマであると同時に党の基本政策だ。参院選で訴える」と明言。日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は「自主憲法制定を目指す」と述べ、新党改革荒井広幸代表は「(改憲をめぐり)国会で大いに議論する。選挙公約はそこまでだ」と語った。 


最終更新:53()1425


 







 5月3日の憲法の日の前後に開催された護憲・改憲勢力の集会。改憲勢力の集会では、中曽根康弘元総理妖怪や中山恭子婆ちゃん妖怪が演説し、安倍晋三は録画でメッセージを送る念の入れよう。





この人たちのボケぶりは昨日の記事に書いたのでここでは省くが、ここに来て、世論アンケートで「勝てていない」と判断したのか、「参議院選挙では争点にはならない」という論調が出てきた。





上の記事にある通り、その一人が高村副総裁。しかし、この人の言っていることをよく読むと、決して、「争点にしない」とは言っていないのです。「改憲を訴える」が、それを「争点と感じるのかどうかは国民の感性次第だよ」と言っているのです。





実に、ずる賢い、巧妙な戦術です。改憲勢力は「美しい日本」という言葉をよく使います。しかし、美しい日本に、もっとも似つかわしくないのは、こうしたウソや誤魔化しで政治を進めようとする勢力。別の見方をすれば、国民が感じることが出来るかどうか試している。つまり、バカにしているのです。国民の皆さん、ワシらは自民党に馬鹿にされているんですよ!





今後、こうした争点ぼかし、誤魔化しはどんどん巧妙になるでしょう。しかし、間違いなく改憲に進むのは明らか。巧妙な言葉や戦略に騙されることがないように気を引き締めましょう。







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