うららかな日差しを受けて、ウトウトするような気持のいい季節になりましたね~。
ところが・・・・・。
【ブリュッセル時事】ベルギーのデブロック保健相は28日までに議会に対し、原発事故時に備え国内の全住民にヨウ素剤を配布する計画を明らかにした。
同国の原発は老朽化が進みトラブルが相次いでおり、住民の不安に対応する必要があると判断した。同国メディアが報じた。
ヨウ素剤には内部被ばくを低減させる効果があり、日本の一部地方自治体も原発周辺の住民に事前配布しているが、政府が全住民を対象に配るのは珍しい。
従来は原発から20キロ圏内の住民に配布していたが、保健相は公共放送RTBFに対し、「従来の措置を100キロ圏内でも講じる必要がある」と強調、ベルギー全土を対象にする方針を示した。
最終更新:4月29日(金)13時31分
ワシ等が子どものころに味わったのどかさ。これからの子どもたちが、味わうことはできないんでしょうね。常に、危ないものが身の回りにあり、目に見えない危険物質に怯えながら生きて行かなければいけない。
もちろん、全ての人が緊張して生きる必要はない。ただ、いつのまにか病気になり、やがて自分の命を縮められるのに、その原因も知らずに生きるのは悔しい。
これほど緊張しないと生きれない日本とのんびり生きていた日本と、どちらが幸せなのだろうか。原発もなかった昭和の時代、それほど不自由もなくなんとか食べることも出来て、みんな笑顔で生きていたような気がしますね。
それに比べて現代は、物は多くなり、刺激も多くなって、面白いと思う人もいるかもしれない。でも、昔だって、物は多かったし、刺激も多かった。それらは、人工のものではなく、自然が与えたモノ・刺激だった。
山に入ればいろんなものと出会えたし、川に入っても不思議な世界を見ることが出来た。海に行けば、底知れぬ深みを覗くととんでもない刺激を味わうことが出来る。
つまり、物や刺激が、自然のモノから作られたものに変わり、出かけて手に入れていたそれらが、身近に配置できるようになった、と言うことだろうか。
実に、安っぽい世の中になったものだ。
この安っぽいモノや刺激を手に入れるために、とんでもない危険と隣り合わせに暮らす羽目になってしまった。なんだか、昔話に出てくるような話だ。
東日本大震災の時、日本人は、ある意味、覚醒した。しかし、5年が経過して、また、眠ってしまった・・・。
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