江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

天皇の思いも、国民の声も無視する自民党










多くの国民が反対し、説明不足と批判した安保法案、自民党と混迷党の無茶苦茶な国会運営で成立してしまいました。





国民の声だけでなく、常々、非戦の思いを表明している天皇の思いすら無視した安保法案の制定。もちろん、天皇制国家ではありませんから、天皇の思いなど、政治に反映させる必要ないのかもしれない。しかし、天皇の思いを無視したのが、天皇元首制を目指す自民党だから、面白い。










天皇陛下>82歳に 戦後70年「先の戦争を考えた1年」

毎日新聞 12月23日(水)5時0分配信    

 天皇陛下は23日、82歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち皇居・宮殿で記者会見し、戦後70年の今年を「先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います」と振り返り、「先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います」と述べた。

 天皇、皇后両陛下は4月、太平洋戦争の激戦地のパラオを訪問し、日米の慰霊碑に供花した。陛下は、周辺の海に不発弾が多く残っていることに触れ「島々に住む人々に大きな負担をかけるようになってしまったことを忘れてはならない」と話した。

 また、戦時中に民間船員が、軍に徴用された輸送船に乗り、多数が亡くなったことについて「輸送船を守るべき軍艦などもない状況下でも、輸送業務に携わらなければならなかった船員の気持ちを本当に痛ましく思います」と語った。

 日本人2人のノーベル賞受賞については「長年にわたる地道な研究を誠に尊いものと思います」と話した。また、国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)が11月に初飛行に成功したことを「うれしいことでした」と述べ、皇太子時代の1962年12月、戦後初の国産旅客機「YS11」の完成披露式に出席したことを「懐かしく思い起こされました」と振り返った。

 自然災害では、5月の鹿児島県の口永良部島の新岳噴火について「避難生活が続いていることに心を痛めています」と述べた。また、9月の関東・東北豪雨で大きな被害を受けた茨城県常総市を見舞い、多くのボランティアが活動していることなどを「困難に遭遇している人々を助けようという気持ちが日本人の中に豊かに育っていることを非常に心強く思います」と話した。

 82歳を迎えたことについて「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」と述べた上で、「一つ一つの行事に注意深く臨むことによって、少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです」と語った。【高島博之】

最終更新:12月23日(水)6時59分






ワシの母は83歳。中学1年生の時に長崎で被爆した経験を持ちます。天皇は、82歳。疎開などの戦時体験を持ち、同時に、なにより、自らの父が戦争責任を問われる立場だったという戦後を背負われてきたお方。




自民党は、戦後の歴史を見直す作業に着手したが、戦争体験者の思いなどそばにも置かず、自分たちの史観を押し付ける歴史修正を行うのだろうね。




くしくも、そのような時期に誕生日を迎えられた天皇の思いは、如何ばかり。戦争体験のある高齢者たちの思いは、如何ばかり。




国民の思いも、自ら元首とあがめる人の思いも無視して走り続ける自民党と言う集団は何だろう。そして、こうした集団に群がり、勝ち馬に乗ってうまい汁を吸っている連中は何だろう。




国民の生活や、歴史を無視し、好き放題の自民党自民党員。今日も、上辺だけの天皇誕生日祝意を表すのだろうね。白々しい連中だよ。






応援クリックしていただきますとありがたいです。よろしく~♪♪


              ↓


にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ離島情報へ