江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

ビルも橋も、危なくて使えないじゃん










戦後日本の経済成長を支えてきたのは、重化学工業と建設関係業界と言っても過言ではないでしょう。特に、田中角栄の「日本列島改造論」が出た後の日本全土が「工事中」になってしまった。あっちもこっちも工事中で、特に、年度末ともなると工事ラッシュで使えるはずの道路も使えないほど。そんな日本の結末が・・・・・。










45都道府県の556橋で溶接不良 手抜き工事も


朝日新聞デジタル 125()150分配信


 高速道路や国道に架かる橋の落橋防止装置の部品に溶接不良があった問題で、国土交通省は4日、香川県長崎県を除く45都道府県の556橋で溶接不良が確認されたと発表した。うち400橋で不正な手抜き工事があったという。

 溶接不良があったのは、橋の道路部分をワイヤで土台につなぐ部品。高速道路や国道での過去10年間の工事に362社が納品しており、国や元請け会社が各地の部品を超音波装置で調べたところ、124社の部品に溶接の隙間が見つかった。

 12社では担当者が一部の工程を故意に省く不正があり、部品は31都道府県の400橋に使われていた。残りは担当者の技術や知識不足で不具合が生じたという

 部品自体に一定の強度があり、別の安全装置も働くことから、同省の担当者は「落橋防止装置としての機能が低下している可能性は低い」と話す。元請けに対して、改修や交換を求めていくという。溶接不良は8月、京都市の国道の橋で発覚した。


最終更新:125()1654







日本には、「技術立国」というイメージがありました。「裏切らない」「丁寧」「美しい」そんな仕事をするのが日本人だと思っていました。しかし、傾いてしまったビルや、溶接もまともにしていない橋があるという現状を見せつけられると、そうしたイメージがいっぺんに胡散霧消してしまいます。




ワシら日本人って、こんないい加減な集団だったんでしょうか。




ワシは、そうは思いたくありません。「個人レベルでは、誠実だ」と思いたいのです。じゃあ、誰が悪いのか。やはり、企業の在り方だと思うのです。利益追求中心で、モラルも従業員への思いもない。





朝から深夜まで働かせて、父親がいない家庭が普通の国を作ったり。新しい商品だと言って、その安全性も確認されないうちに、どんどん売り込み、薬害・食品公害を生み出し。加工食品に至っては、長期保存がきくように化学薬品どっぷりの食品を作り販売して、その結果、多くの子どもたちを薬害で苦しめている。アメリカの大学の研究によると、多動性発達障害の約25%は母親が化学物質を摂取したことが原因だという結論も出ている。





企業の活動が決して人間の幸せを保障するものではないことを認識するべきでしょう。




企業が意図してやったことではないけれども、無秩序な経済活動を放置した結果、中央に富の多くが集積し、人も物も中央に集めてしまい、地方の疲弊を招いてしまっている。安倍政権は、地方の活性化とか言っているけど、こうした経済活動を放置していては、空念仏に終わることは分かりきっている。税金をダブダブつぎ込んだイベント政策で終わってしまうのです。




日本の企業の活動全てがそうであるとは言いません。しかし、少なからずの企業の活動が、日本人が持っていた特質も、日本人の生活も、日本の歴史もズタズタにしていることに気づくべきです。本当の愛国者なら、ここに注目すべきです。




国交省の担当者は、大丈夫みたいなコメントをしていますが、事故が起きたら、どうするんでしょうかね~。一刻も早く部品の交換を指示するべきではないですか?まさか、不良工事の後始末を税金を使ってしないでしょうね。必ず、施工業者に責任を取らせてくださいね。





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