江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

年金積立金で、アベノミクスの下支え









私たちの老後の生活を支える年金。その財源である年金積立金が危ない状況になっている。そんな記事をシカリさんは、今年になって何回書いてきたでしょうか・・・・・。









公的年金の運用損失78兆円=過去最大、株式投資拡大が裏目79


時事通信 1130()173分配信

 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人GPIF)は30日、201579月期の運用損益が78899億円の赤字に転落したと発表した。
 赤字は6四半期ぶりで、四半期の赤字額としては過去最大となった。
 8月以降、中国経済の減速懸念を背景に国内外の株価が急落したことで、保有する株式の評価額が大きく下落した。昨年10月に公表した資産構成の見直しにより、株式投資比率の目標を従来の約2倍の25%に引き上げたことも裏目に出た。6月末に比べ円高が進行したことで、外国株や外国債券の円換算での赤字拡大につながった。運用実績を示す収益率はマイナス559%(46月期はプラス192%)に悪化した。
 記者会見したGPIFの三石博之審議役は「10月以降の市場環境は回復しており、今年度の直近までの収益額はプラスに転じる基調だ」と強調した。 


最終更新:1130()1926






GPIFのお偉いさんは、「プラスに転じる基調だ」とおっしゃっていますけど、資産構成を見直して株での運用を決めた時も、「もうけまっせ~」的なことをおっしゃっていましたけど、この始末。




この状況を受けて、マスコミの一部では、早速、専門家と言われる皆さんのコメントを借りる形で不安の打ち消しに躍起になっています。しかし、シカリさんは、何度でも言います。『ワシらの大事な財源でバクチはするな!アベノミクスのための株式運用はするな!』




年金積立金の運用では、安全第一で行うべきで、投機的な運用は止めさせるべきだと思うんだけど、国民の皆さんは、なぜか、この無茶苦茶な安倍晋三を支持するんだから気が知れないよ。




安倍政権の安定を確保しているのは、唯一経済政策(?)。ある程度の株価の安定だけで維持されていると言っていいと思うんだけど、その株価を安定させるために、ワシらの老後の生活の糧を使っている。言うならば、国民は自分の老後の資金を安倍晋三のために差し出しているようなものだ。





しかし、皆さん、冷静に考えてくださいよ。これまでのような、20世紀的な経済成長がいつまでも続くと思ったら大間違い。20世紀的経済の特徴は、無節操な自然の破壊と発展途上国からの利益の収奪によって支えられていたんです。





自然破壊は人間の生活基盤を脆弱にし、言うならば、自然からのしっぺ返しが始まっている。もう一つの発展途上国からの利益の収奪も、富の偏りが極端化する中で、矛盾を解決できない人間社会はテロという癌に蝕まれている。テロと言う癌は、それまでの人間の生活が招いたものであり、人間自身の欲望の果てであることを知る必要がある。




そして、この二つの事実は、これからの経済活動を抑制しないと、人間の将来はないということを私たちに示している。それでも限りない富の集約を求める人たちもいるだろう。だが、総体としての経済指標である株価は、不思議なことに限界を知っている。そして、乱高下を繰り返しながら人間に警告を発し続けているんです。『バベルの塔を忘れたのか!』と・・・・。






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