安保法案への説明責任。与党だけでなく、民主党も自らの方針などについて国民に説明すべきではありませんか？
民主、安保法廃止に向け年内にも法案まとめる方針
民主党は、９月に成立した安全保障関連法の廃止するための法案を年内にもまとめる方針を決めました。廃止法案に合わせて安全保障に関する民主党独自の法案３本も同時に提出したい考えです。
民主党は２４日、部門会議で安全保障関連法の廃止に向けた今後の方針を決めました。具体的には、９月に安倍政権が成立させた平和安全法制整備法と国際平和支援法はそれぞれ憲法違反の内容が含まれるとして、廃止するための法案を年内にも取りまとめる方針です。
また、朝鮮半島有事の際などに対応するため、民主党は周辺事態法の改正案や領域警備法案など３本の対案をすでにまとめていて、これらを廃止法案と同時に通常国会で提出できるよう、準備するとしています。
安保法制について「民主党としての対案を示すべきだ」という党内の保守派と「違憲とされる法律は白紙撤回すべきだ」というリベラル派の両方に配慮した格好です。（24日20:43）
最終更新:11月25日(水)3時29分
敵失だけで盛り上がった安保法案反対の世論でしたが、成立して２か月で国民の熱は、すっかり冷めています。当時の盛り上がりをあてにして、廃止法案を作ったところで、誰も興味を示さないでしょうね。なにせ、否決されることはわかりきっているんだから。
法案成立後の民主党さん、何をしていたんでしょうか？来年の参議院選挙の候補者選びに苦労して、安保法案をめぐる経過の説明とか、忘れてしまっているんじゃないですか？それとも、国民は理解しているから、今さら説明するまでもないと思っているんでしょうか。いずれにしても、動きが見えない政党ですね。
安保法案に賛成する人たちも、反対する人たちも、「集団的自衛権」と「個別的自衛権」の区別もつかない人が結構いることを認識し、そこから説明しないと、どのような法案を作っても理解されませんよ。自衛隊員の犠牲者が出ないうちに何とかしなければなりません。いち早く、国民に見える動きをしていただきたい。
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