江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

日本人は、もっと、幸せを追求してもよいのでは?









安保法案を論議している時期に、街頭インタビューに「国際貢献として自衛隊を海外に派遣するのは、当然ではないか」と回答する若者の姿が映っていた。





おそらく、この若者にとって、海外派遣は自分には関係ないこと。自衛隊員は、そのために給料をもらっているんだから、海外でもどこでも行くべきだ。そんな考え方があるんでしょうね。





派遣された先に、どんな危険が待っているのか。その危険にさらされる自衛隊員の心に、寄り添う心など微塵もないのだろう。政府は、日の丸を掲げよう、君が代を歌おうと国民に押し付けるけど、国民同士が心を寄せ合うこともない寒い国なのに、愛国心もへったくれもあったものじゃないよね。









児童虐待>最多8万8931件…面前DVなど通報対象増加


毎日新聞 108()138分配信


 2014年度に全国207カ所の児童相談所(児相)が対応した児童虐待件数は、前年度比20.5%増の8万8931件(速報値)だったことが8日、厚生労働省のまとめで分かった。統計を取り始めた1990年度から24年連続で増え、初めて8万件を超えた。

 対応件数の増加について厚労省は、13年8月にきょうだいが虐待された子どもも「心理的虐待」を受けたと判断して児相が対応するようにしたことや、親が子どもの前で配偶者に暴力を振るう「面前ドメスティックバイオレンス(DV)」も警察が虐待として児相に通報するようになったことが主な要因とみている。厚労省は「増加件数としてはこれまでで一番多く、重く受け止めている。軽微な通報も増え、初期のうちに対応できるようになったともいえる」と説明している。

 都道府県別で最多は大阪府で1万3738件(前年度比3022件増)。次いで神奈川県1万190件(同352件増)▽東京都7814件(同2400件増)▽埼玉県6893件(同1760件増)。

 児相の所長が虐待から子どもを守るために親権停止(最長2年)を家庭裁判所に申し立てたケースは前年度と同じ23件。うち17件が認められた。障害がある子どもを親が登校させなかったり、信仰上の理由で親が子どもに輸血をさせなかったりした例があった。

 また、厚労省の専門委員会は、13年度に虐待で死亡した36人(心中を除く)の分析結果も公表。被害者の年齢は0歳が16人(44%)で最も多く、加害者は母親が最多で16人(44%)。36人の死亡例を担当した児相職員が受け持った虐待や相談などの業務は、年間平均109件に上っていた。

 命にかかわる重症例(心中未遂除く)は13年4、5月のまとめで18人おり、うち11人が0歳だった。【古関俊樹、黒田阿紗子】


最終更新:108()1433








子どもが安心して生きていけない国。特に、情けない大阪!





私たちは、この現実ときちんと向き合う必要があると思います。単なる、報道される数字ではなく、その数字の一つ一つが、小さな命が脅かされているという現状であるということ。




 


他にも、生活保護世帯が増加し続け、その要因が高齢世帯の貧困にあること。若者の4割は非正規雇用で生活は安定せず、将来に希望を見いだせない状況にあること。当然、結婚して家庭を築こうなどと考えるゆとりもない。毎日の生活に追われ、他人のことなど考えるゆとりもない。





地域の絆もへったくれもない。そんなことを言うのは、退職して暇な老人ばかり。そう、ワシのような時間はあるが、金がない老人たちが、海外旅行をすることも出来ず、暇だから、地域活動に精を出す。でも、若いときに関わらなかった地域の人間関係が良くなるはずもなく、やがて、諦め家にこもる。





日本人は、なんのために身を粉にして働いているのだろう。





国民の多くの層が不幸になっているのに、なんのために自分の時間をすり減らして働いているのだろうか。隣の人とゆっくり話すこともないような、そんな生活は、なんのためなんだろうか。子どものため?子どもにも、同じような生活を送らせるため?




人の幸せ感って色々だろうけど、少なくとも、働いた結果が幸せにつながるような社会であってほしい。生まれたばかりの子どもたちが、「幸せ」と言う言葉も覚えないうちに虐待され、殺されるような日本。その異常さに気づかなければいけない。





今の日本は、あらゆる意味で異常です。




こうした国民の実態を置き去りにして、GDP600兆円達成、などとほざく政治家が国民から支持され続ける。日本人の数%のお金持ちの生活に自分の生活を置き換えて幻想を抱くのではなく、中流層ではなく貧困層に入っている自分の生活を見つめたらいかがだろうか。





もう、そうした現実を受け止める力も残っていないのでしょうか。







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