報酬165億円???それって、良いの?
ワシが、ひがんだり、ねたんだりしての記事ではありませんよ。^^;
「後継候補」アローラ氏に報酬165億円 ソフトバンク
ソフトバンクが、昨年9月に入社した元米グーグル最高事業責任者のニケシュ・アローラ氏(47)に対し今年3月末までの報酬として165億5600万円を支払ったことが19日、明らかになった。孫正義社長はアローラ氏を「後継者の筆頭候補」に挙げているが、国内では異例の高額だ。
同日公表された有価証券報告書で明らかになった。報酬のうち約146億円は入社に伴う一時金や子会社役員などとして働いた報酬だという。今後、年間いくらの報酬を受け取るかは不明だ。
アローラ氏はインド出身。通信業界アナリストなどを経て2004年にグーグルに入り、首脳陣入りした。孫社長が取引相手だったアローラ氏を気に入り、引き抜いた。アローラ氏によると、最後は、米ロサンゼルスの日本食レストランで、孫社長から報酬などの条件が手書きされたナプキンを手渡され、移籍を決めたという。
最終更新:6月19日(金)23時34分
皆さん、人間が出来ているから「儲かっているから、良いんじゃない」って理解するんでしょうね~。
でも、シカリさんは、「オイオイ、それって、いくらなんでもおかしいんじゃないか?」って考えてしまうんです。
<ソフトバンクの2014年度決算>
売上 8兆6702億21百万円
純利益 7636億82百万円
これって、簡単に言うと、「消費者からのピンはねし過ぎ」、「労働者からの搾取のし過ぎ」でしょ。
ワシ流に言うなら、「そんな報酬は、公序良俗に反しますよ」ってことになりますけど、これって、ひがみ?
江戸時代には、商人の儲けすぎには、厳しい目があったようですね。
近畿地方の農民が農産物価格の適正化を求めて起こした「国訴」では、農民の意向を入れて仲買が価格協定を結ぶことなどを禁止したそうです。
それから、別の地区のことですが、つぎのような御触れも出されていたそうです。
商人どもは不当に利益を得ようと欲を出し、最上川の舟運(しゅううん)を使って酒田港まで積み出すことが認められている荷物のなかに、積み出し禁止の米穀類をこっそり隠して積み込むことがあるかもしれない。そこで、穀留の期間中は、先年の例にならって、最上川沿いの毒沢村あたりに見張り番所を設置し・・・・
こうした判断の裏には、地域の住民全体の利益のためには商人たちの私的利潤追求は制限されるべき、という考え方が徹底していたことが挙げられます。
現代の日本、世界は、搾取のし放題、ピンはねのし放題。
国も、車産業や通信産業のためには、農業なんかどうでも良いという協定を結ぼうとしているし、「国民生活の安定」なんて、頭の片隅にもないね。
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