ついにやっちゃいました安倍総理。
中東に出向き格好つけたかったのか、「イスラム国」包囲網参加に言及し、実質的な宣戦布告をやっちゃいました。
「そんなつもりはない」というのでしょうかね～。
現在の戦争は、昔の国と国の戦争の形と違って、集団と国、集団と集団、国と国、など複雑に絡み合っています。
そんな戦争が行われている中東の真っただ中での発言です。
【カイロ時事】
安倍晋三首相は１７日午前（日本時間同日午後）、カイロで日本の中東政策に関する演説を行った。首相は、過激組織「イスラム国」の台頭などを念頭に「地域を取り巻く情勢は近代史上、最も大きなチャレンジにさらされている」と危機感を表明。
過激主義を封じ込めるため「中庸が最善」と訴えるとともに、人道支援、インフラ整備など非軍事の分野で２５億ドル（約３０００億円）相当の支援を新たに実施する意向を明らかにした。
首相は特に、イスラム国対策として、シリア周辺国難民などの支援を中心に２億ドル程度の無償資金協力を打ち出し、「中東の安定は、世界、日本にとって平和と繁栄の土台だ」と指摘。「テロや大量破壊兵器を当地で広がるに任せたら、国際社会に与える損失は計り知れない」と述べ、中東の安定化に日本としても全力を挙げる考えを示した。
２０１１年の民主化要求運動後、政情不安に陥ったエジプトに対しては、第２の都市アレクサンドリア近郊のボルグエルアラブ国際空港の拡張工事や電力網整備で３億６０００万ドルの円借款供与を表明。
首相は１３年５月の中東訪問時にも、２２億ドル規模の支援を表明している。演説で首相は、「日本は常に変わらぬ伴走者でありたい」と語り、支援を継続していく考えを強調。イスラエルとパレスチナに対しては、中東和平交渉の早期再開を呼び掛けた。（2015/01/17-16:46）＜時事ドットコム＞
２０１１年の民主化要求運動後、政情不安に陥ったエジプトに対しては、第２の都市アレクサンドリア近郊のボルグエルアラブ国際空港の拡張工事や電力網整備で３億６０００万ドルの円借款供与を表明。
首相は１３年５月の中東訪問時にも、２２億ドル規模の支援を表明している。演説で首相は、「日本は常に変わらぬ伴走者でありたい」と語り、支援を継続していく考えを強調。イスラエルとパレスチナに対しては、中東和平交渉の早期再開を呼び掛けた。（2015/01/17-16:46）＜時事ドットコム＞
宣戦布告した、という口実を与えてしまったのは確実。
いや、わかっていてやったのかもしれませんね。昔の日中開戦の時も、中国からの攻撃があったとのでっち上げから始まりましたからね。
つまり、巻き込まれてしまえば国会での法律議論（集団的自衛権に関する法整備）がやりやすいから？
来週からの国会は、「テロとの戦い」という勇ましい雄叫びで埋め尽くされるのでしょうね～。
与えた口実で取引の材料とされる命知らずな二人の日本人。（一人は、まともなジャーナリストのようだが、一人は戦争ビジネスにあこがれてさまよいこんだアホですからね）
どうなるのでしょうか？
アメリカや日本が、テロと言っても、戦争であることは誤魔化しようもない事実。
そうした状況とどのように向かい合うか、それなりの覚悟が必要でしょう。
内閣として、そうした分析をしたうえでの演説でしょうから、すべての責任は内閣にありますよね。
身代金、税金で払うのですか？
安倍ちゃんのポケットマネーで出したら？
それとも、二人は見捨てるのですか？
帰国して陣頭指揮を執るとか。
中東に残ってこそ、陣頭指揮はとれるのじゃないの？
＜１月２１日AM7:39追記＞
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なんででしょうかね～。＾＾
「自由の国、民主主義の国」とか言いながら、実態は、これでっせ。
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