江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

母の家出

もう7月ですね。この数か月、時間の感覚が薄れています。でも、元気でっせ~~。

















今日もワシの詩をアップします。母シリーズです。^^;














母の家出


夜中に電話が鳴った
親戚のおばさんから、母の家出を知らせる電話
母は、電話口で「連れに来て~」と言っている
自分の家から電話するには、父への遠慮があり
父が寝静まった頃合いを見計らって
母は、従姉の家に遁走した

迎えに行ってみると
借りた服を着せてもらい
玄関口で私を待っていた
おばさんは、事のいきさつを説明し
『連れて行ってくれるか。この子はたった一人のいとこだから可哀そうで』
と言う
お礼を言い
連れて帰ろうと履物を探すが片方しかない
父に気づかれないように出て来るには
落ちた片方を探す暇もなかったのだろう
履物まで借り
我が家についた母は
『きつかったね~』
と私をねぎらい、眠ってしまった

六十五歳まで真珠養殖場で働き
家事も子育ても頑張ってきた母
辛い顔を見せたことがなかった母

八十一歳を超え
反抗期に入ったのだろうか
















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この写真は、ネットから借りました。決して、ワシの母ではありません。


















そういえば、このブログ7年突破や。皆さん、ありがとう!
















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