江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

突然、介護がやってきた・・・・・??

日曜日(9日)の朝、父から弱弱しい電話が入りました。「助けてくれんか・・・」










話を聞くと、母が失禁しているという。生命に今すぐ関わることでもないような話だったが、駆けつけました。ワシは、父母の住む家から20キロくらい離れたところに住んでいます。近いようで遠いです。











母は、布団からはみ出て、畳に突っ伏したような形で寝ていました。意識はあり、ある程度の会話もできる状態。水でも飲まそうと起こそうとするが、なかなか動かせない。大人三人がかりで、やっと座らせることが出来ました。












座った状態で、水を飲み、ご飯を少し食べ、談笑できるまでに落ち着いてきたんです。そのうち「トイレに行きたい」というので、山ノ神(久しぶりなので解説しますと、ワシの妻のことです)が手を添えて立たせると、「大丈夫、自分で行ける」と歩き出しました。













ワシらは、少し安心して昨日からの様子などを父から聞いて談笑していたんです。ところが、母はなかなかトイレから帰ってこない。













「遅かね~」などと言いながら様子を見に行くと、母はトイレで便座から落ちて、壁に頭から突っ込んだような格好でもがいていました。













ビックリするやら、悲しいやら。全員がパニックです。母を引きづりだし、父は風呂場へ連れて行きシャワーで洗ってあげ、ワシらはトイレの掃除。なにがなんだか、良く覚えていません。













布団に連れて行き寝せようとしましたが、上向きでは寝れず、また、突っ伏した格好で寝ました。でも、それ以外は異常はなく、ワシらも寝ました。












翌朝(10日)というか、まだ、夜中の3時ころ、母の横で寝ていた父が騒いでいる。











行ってみると、母は、布団からはみ出て失禁しているではないか・・・。着替えさせて寝せて、一同ぼう然。母の寝た姿を確認して、一同、布団へ。













どうしたら良いんだろう。人間、いざとなったら、どうしたら良いか分からないものですね。










三人とも、どうしてよいか分からず、朝からあーでもないこーでもないと話し合い。かかり付けの医者に来てもらうか、それとも福江の大きな病院に運ぶか、ケアマネージャーさんに連絡するか。












ワシらの結論は、福江の大きな病院に運ぶということ。しかし、車に乗せることが出来ない。体を起こそうとすると「痛い、痛い」と泣き叫ぶ始末。どこか骨折でもしているのだろうか。結局、救急車に来てもらい福江まで搬送してもらいました。











ずいぶん待って、問診やらレントゲンやら、結果「異状ありませんよ。」・・・・え?うっそー。仕方なく、その日は介護タクシーを利用して帰宅。












確かに、朝よりもしっかりしていたし、医者の問いかけにもきちんと反応していた。家に帰ってからも、昨日の混乱が嘘のように、会話もしっかりしている。












ワシらは、夜から朝にかけて、また、混乱するのではと、ショートステイの相談をしました。ケアマネージャーさんからは、脳の検査を受けるように勧められ、確かに、整形外科での判断だったので、脳のことまでは聞いていなかった。なんで、その場で気づかなかったのだろうかと悔やんだものです。












次の日、脳神経科の検査。異常なし。???介護の手続きの関係で、かかりつけの医者の意見も必要と言うことで、そちらも受診。異常なし。???











あの騒ぎは何だったんだろうか。突然やってきた「介護地獄」は、あやふやのうちにうさん霧消してしまいました。











バランスを保てず倒れたのは間違いないのだが、原因は分からずじまい。おそらく、検査にもかからない脳の小さな血管に異常があったのだろう。と言うことは、そのうち、あの混乱がやってくるということだ。



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介護が必要と分かっても、なかなか介護のネットに救ってもらうのは難しい。いや~~~、参ったよ。











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