江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

一票の格差・・・離島人の愚痴

淡路島を中心とする地震の被災者の皆様にお見舞い申し上げます。









怖いですね~。日本列島、地震多発期に入ったのでしょうか。身近なこととして、いつでも逃げることができるように準備していないといけないですね。


















ところで、今日のネタは、また、政治ネタで愚痴のオンパレードになります。『あ~またかよ』って思われる方は、スルーしてください。












3月に広島高裁、広島高裁岡山支部と立て続けに、昨年12月の選挙無効の判決が出され、議員のみならず、ワシもビックリしましたよ。












でも、もう、今やマスコミも「金正恩」一色。脅しと分かっていて、大騒ぎ。それより、自分の国の統治機構のあり方に、興味はないのかいな。













国会でも、「0増5減」とか訳のわからないことでもめているし。大体、2.52倍は悪くて、1.998倍はオッケーという感覚がわからない。是正するなら、限りなく1:1を目指すべきではありませんか?




















でも、もっと大事なのは「国民の声が国会に届いていないのでは?」という国民の冷めた実感です。1票の格差も、その一部でしょう。












一方では、衆議院参議院と二つの院があって、何の役に立っているのかわからない。国民には、税金の無駄遣いにしか映っていない。












衆議院の定数は、480人で小選挙区300人と比例180人で構成されている。参議院は、定数242人で、比例96人と選挙区146人で構成されている。同じような方法で選出され、違うのは任期位なもの。












衆議院でも参議院でも、政党の駆け引きばかり。うんざり。























ところで、皆さんは、選挙の時に、投票する候補者を何を基準に選んでいますか?自分の主義主張と同じ人?あるいは会社や労働組合の利益を代弁してくれる人?地域の利益を代弁してくれる人?











国民と国会議員の乖離(?)があるといわれるのは、なにが原因なのでしょうか。やはり、選出方法の在り方も原因と考えられるのではないでしょうか。











裁判所で無効判決が出た今、国民の多くが参加する「あり方」をめぐる議論の絶好の機会と思うのですが、なかなか、そうはなっていません。












おまけに、0増5減などというお茶の濁し方をされたら、もう、今後、数十年はこんな機会は訪れないような気がします。












中には、3割削減などと、バーゲンセールみたいなことを言う政党もありますが、数の問題ではなく、仕組みの問題ということは国民は分かっているのですよ。馬鹿にしているの?












それに、仕組みの改正の権限を当事者の国会議員が持っているというのも変な感じ。幅広い層の代表者や知識人で構成する第三者委員会を中心に、全国各地で公聴会などを開催し、国民の意見を集約する形で、日本の統治機構の在り方を論じてもらいたい。













と言っても、国会で決めてしまうのか~。どうすりゃあ、良いんだろう。












一方では、1票の格差是正だけで事が済むと、過疎地域の利害は国会に届かなくなる。ましてや、五島のことなんか、誰も気にしてくれなくなる。












ひがんだ見方をすれば、人口密度の高いところは、1平方キロの国土を9千人くらいで維持しているのに対して、過疎地は百人くらいで維持しているということ。『これだけ苦労しているのだから、実情を理解してよ』と言いたくなる。でも、1票は1票だから、過疎地の人は3票あげるとはならない。












だから、衆議院参議院の存在意義を含めた議論が必要なんだと思うんです。衆議院比例代表で、参議院は地区割りとか。




















どうか、どうか、国会議員の皆様、議論と決定権を国民に返してください。


















愚痴で、ウンザリしたでしょうから、気分転換に五島の海をご覧ください。2年ほど前の7月の香珠子海水浴場の様子です。





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