江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

広がる脱原発の声

毎週金曜日に首相官邸前でのデモが行われていることを知っていました?求めるのは、「脱原発」。










イメージ 1

<本日の長崎新聞より>








ついに昨夜の参加者は十万人を超えた模様です。ところが、大手マスコミは報道しません。相変わらず、小沢グループの先行きはどうのこうのと、競馬の予想みたいな報道を行っています。国民感覚からずれているのは議員だけでなく、マスコミも同じようですね。










集まった人々は、「動員」されたのではなく、ツイッターフェイスブックによる情報で自主的に集まっているそうです。しかも、先週金曜日と昨夜は、家族連れ、孫を連れた爺ちゃん婆ちゃんまで参加を始めているそうです。











エジプトなどでの民主化の嵐と同じ現象が日本でも出てきたのでしょう。日本は、民主国家と言われていますが、上から与えられたものであり、肝心の所は上から締められています。いわば見せかけの民主国家と言えます。











議員が国民の声を代弁せず、自己利益のための行動をとったり、今回の大飯原発再稼働や消費税増税のように「国民に嫌われてもやらねば」という自己陶酔的な幼稚な行動に陥っている現在、国民が直接意思表示をすることは、とても大事なことです。











もちろん、そのことで状況が劇的に変わることはあり得ません。エジプトの現況がそれを示しています。しかし、議員にとっては「次の選挙」を考えたときに大きなプレッシャーになることは間違いありません。











70年安保闘争の時にも、同じような大規模な集会やデモが繰り広げられました。ただ、あの時は「動員」で参加した人々がほとんどでした。シカリさんもその一人でした。まず、全ての県庁所在地で「反安保集会」を開催し、その代表を「中央闘争」に送り込むという形でした。そのために、全国から波のように東京に人が押し寄せ、マスコミも大きく取り上げていました。












今の脱原発の行動が、何も成果を得られないとすると、これは日本の民主主義にとって、大きな痛手となるでしょう。行動には、目標が必要です。具体的目標を掲げて戦わないと大きな挫折につながります。70年安保の後半では、「革命」などという絵空事が叫ばれていました。当然、達成できるはずもありません。











では、今回の行動での具体的目標は何でしょうか。参加する人々は大きな希望を抱いて参加します。主催者には、行動の具体的目標を説明する義務があると思います。まさか、政府が「今すぐやめます」と言うとは、ワシには思えません。











今後も行動を呼びかけるのであれば、ぜひ、目標を明確にし、参加者に飽きられない、あきらめを与えない取り組みとしていただきたい。












一つの例としては、代表者達が総理や閣僚と面会するというのが考えられます。そこでの目標も必要ですが、大飯原発の再稼働は限定的とする再検討の確約を取る、脱原発方針の明確な言質をとる、などが考えられますが、主催者の皆さん、考えてください。












脱原発は、安全のためだけでなく、日本人が歩み続けてきた自然破壊をもいとわない「経済優先」から、調和のとれた経済への転換という、歴史的大偉業につながるのです。あきらめずに、しかし、現実的な取り組みとして続いてほしいものです。











<首都圏反原発連合構成団体>

 ・Act 311 Japan

 ・安心安全な未来をこどもたちにオーケストラ

 ・「怒りのドラムデモ」実行委員会

 ・エネルギーシフトパレード

 ・くにたちデモンストレーションやろう会

 ・「原発やめろデモ!!!!!」関係個人有志

 ・「脱原発杉並」有志

 ・たんぽぽ舎

 ・TwitNoNukes

 ・NO NUKES MORE HEARTS

 ・パパママぼくの脱原発ウオーク

 ・野菜にも一言いわせて!原発さよならデモ

 ・LOFT PROJECT










https://local.blogmura.com/ritou/img/ritou88_31.gif 
にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 離島情報へ

応援クリック(一人1日1回のみ有効です。)よろしくね~♪♪