1300年の時空を超えてやって来た「遣唐使船」
事前の広報では、「7時頃」と言うことだったので、チョット早めにと出かけましたが、
ワシが着いたときには、船は着岸体制にはいっていました。
と~っても、残念。
しかも、帆を張っていない。
あ~~~、どんだけ~~。
長さ30メートル、幅9.6メートル、約300トンだそうです。
ちなみに、後期の遣唐使船の大きさについては最近の研究で、長さ30メートル、幅8メートル、約300トンという説が定着しているようです。幅が違うのは、魯棚の幅を入れるか、入れないかによる違いです。魯棚の幅が、0.8m位ですから、両方で1.6メートル。
船の中央より左にお社(やしろ)のようなつくりが見えますが、「住吉の神」を祭っていました。遣唐使の正式な乗組員として「主神(神主)」がいて、出航の際などに安全祈願などを行っていたそうです。
ただ、実際にこの場所にあったのか疑問です。
船の最後部の部屋には、遣唐大使が乗っていたそうで、その上に果たして社を作ったのかどうか。。。
船籍は、中国の○州港。(読めません)
乗組員は、中国人でした。船を中国で作ったことや、船籍が中国だからでしょうか。
横に付いているのは、魯棚です。風が吹かないときに、ここに水手(「かこ」と読みます。船員ですね。)が乗り、魯を漕いだそうです。なお、棚の下にあるのは、竹棹です。中国の沿岸部や川の浅い所を移動するときに使用したそうです。
とっても、素敵な遣唐使船の写真をご覧下さい。
ワシのつまらない写真でウンザリしている皆さん、素晴らしい写真があります。
見てください。
五島発のブログで見つけました。