江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

五島の椿を使った「スキンケア石鹸」発売

その名も「玉椿」




 五島の椿の葉などを使った石鹸が発売されたそうです。




 本日の長崎新聞に載っておりました。


イメージ 1






 詳しくは、(↓)をご覧下さい。
http://club.cosmeonline.com/detail/K103200001



<会社概要>


社 名     株式会社クラブコスメチックス

代表者     代表取締役 中山ユカリ

事業内容  化粧品製造販売

本社所在地 大阪市西区西本町2-6-11

設 立    昭和14年11月(1939年11月)

創 業    明治36年4月(1903年4月)



 そこの御姐さん、もっと美人になりたかったら、どうぞ使ってみてくださいな。






五島は、椿の島です。





 五島は、東京都の伊豆大島と並んで、椿で有名です。



 島中、椿だらけです。



 と言っても、戦後は杉・檜の造林が進み、かなり減っているのですが。。。。








 椿油の生産量では、毎年、伊豆大島(主に利島)と1位・2位を争っています。


 どのくらい?


 日本で流通している椿油は、年間100~150キロリットルですが、そのうち50~80キロリットルは中国などの外国産です。


 あとの50~70キロリットルを、五島と伊豆大島で生産しています。(数字が、アバウトでしょう。実は、椿の実は年によって実り方に大きな差があるのです。)




 割合は、伊豆大島60%、五島40%くらいですかね。(他県分も、少々あります。)




 この原料は、ヤブツバキ(学名:Camellia japonica Linné)の実です。



 椿にも、色んな品種がありますが、園芸品種のほとんどは中国・ヨーロッパで品種改良された山茶花系のものです。



 実は、ヤブツバキの実を原料とする油と園芸品種を原料とする油では、有効成分に違いがあるとか。







コスメの記事に間違いが・・・




 上で紹介しました「株式会社クラブコスメチックス」のホームページ。


 記事の中に、次のような記載がありました。






  『・・・長崎県五島列島の椿。温暖で肥沃な環境で自生する「五島椿」は、遣唐使の時代には中国への献上品として・・・』





 でも、遣唐使が持って行った「椿油」は鳥取壱岐からの献上品で、五島のものではありませんでした。



 五島の人からの情報でしょうが、残念です。




 「遣唐使船:朝日選書」によると遣唐使船で運ばれた品々は、「延喜式(えんぎしき)」という本に記載されているそうで、「海石榴(つばき)油」と記載されているそうです。








 ちなみに、逆に輸入されたものの中で、圧倒的に多かったのは図書類ですが、中には「遊仙窟」というポルノ小説のようなものもあったそうです。(「遣唐使岩波新書より)


 ダハハハハハハハ。 ^^;


 誰だ、そんなもの持ち込んだのは!


 あ、話しがそれましたね。







 ちなみに、「生産者の方から」にアップされている写真の人は、シカリさんの知り合いの人です。


 間違いなく実在の人です。


 しかも信頼できる実直な方です。


 この写真で、ワシはこの会社を「信じて良い会社だ」なんて思いました。






 いずれにしても、五島は遣唐使の話題あり、高級石鹸の原料ありで、コスメティックじゃなく、







ロマンティックが止まらない。フ~、フ~





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