今日は、「成人の日」なんですね~~。
子供が成長してしまったシカリさんにとっては、なんか、ピンときません。
でも、日本全国の新成人を抱えるご家庭では、お祝いでてんやわんやでしょうね。
ところで、五島市では、成人式を1月3日と4日で行っています。
合併する前の地区ごとに開催されるのです。
五島の若者達は、高校を卒業するとそのほとんどが島外に出て行きます。(中学校を卒業してから、すぐ出て行く人もいますが。)
ですから、お正月休みの帰省時期を使って成人式をしているのです。
成人式会場に行くと、新成人になった喜びと久しぶりの再会の喜びで、大騒ぎです。
でも、式が始まるとキチンとしていて、どこかのような荒れた成人式にはなりません。
地元の大人としては、嬉しい限りです。
現在、20歳になることで色んな権利とか義務とか発生しますよね。
で、最近、『18歳から選挙権を与えてはどうか。』なんて議論がされています。
ところが、大人たちも若者達も、案外、『まだ、18歳では早いんじゃない』という声が。。。。
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そんなもんでっか? |
そりゃあ、ちと、おかしくありませんか?
最近の若者達、毎月何万円消費しています?
携帯電話代、化粧品代、衣服費、遊ぶお金、などなど。
こんなに消費していながら、責任ある大人として認めない、自覚がないというのは変ですよ。
ワシら、大人の問題でもあるのでしょうが、甘やかしすぎ。
もっと、早い年代から社会人としての自覚を持ってもらっても良いのではないでしょうか。
シカリさんのバカの一つ覚え「江戸しぐさ」では、「十五理ですえきまる」という言葉があります。
十五理(じゅうごことわり) 経済、物理、科学、化学などの森羅万象が、理屈でなく、暗記でなく、実感として理解できるようになるのは十五歳だと考えた。子育ての各段階における最後のプロセスが十五歳でもあった。武士の子の元服も十五歳だ。 現在のように三歳児に英才教育をし、十五~十六歳になって、教育の名のもとにしつけをするようなことはしなかった。各段階におけるプロセスを経ていない子どもがいたら「親の顔が見たいもんだ」と揶揄(やゆ)されて、親の責任を問われた。 <後略> 【講談社刊:『商人道「江戸しぐさ」の知恵袋』より】
ご覧のとおり、江戸時代は十五歳までに一人前になるように育てることが当たり前だったのです。
「十五理ですえきまる」
十五までに、理を実感出来るようになると、末は決まったようなものだ。
いつまでも「可愛い子」と、子どもを抱え込むのは良くないですよ~~。