しー |
あ、違った。^^;
詩です。 |
久しぶりに、詩をアップします。
娘が嫁いだ時のものですから、かなり古い詩ですばい。
以前も、似たような詩をアップしちょります。
その時のタイトルは、「嫁ぎ行く」です。
娘を失ったバカ親父による「娘シリーズ・二部作」の最終です。(たった、二部ですが。。。)
君、去りぬ 君、去りぬ 予告はあったものの 君、去りぬ 幼き頃より 君を見続けた私の眼は 見るべき君を失い 断ち切られた視神経が イタイ、イタイ と、言っている 君、去りぬ いつも、何処からか 聞こえていた君の声 その声を追っていた私の耳は 聞くべき君の声を失い 断ち切られた聴覚神経が イタイ、イタイ と、言っている 君、去りぬ 甘いお乳の香りから 何時しかシャンプーの香りに 変わっていた君 かぐべき香りを失い 断ち切られた嗅覚神経が イタイ、イタイ と、言っている 君、去りぬ 危なっかしく 君を抱いた この手、この腕は 抱くべき君を失い 断ち切られた触覚神経が イタイ、イタイ と、言っている 君は、『また、来るね』と言ったけど それは、たまに、のことで 私の唇は イタイ、イタイ とも言えず しょうがないから みぞおち辺りに妙に力を入れ こっそり、泣く。