地球温暖化をめぐる世界の関心は、高まるばかり。
あの大きな風車は、最近では、決して珍しいものではない。
風を利用して発電する。
いわゆる「クリーン・エネルギー」だ。
ところが、現場は決して「クリーン」ではないようだ。
ここに、一通の見積書があります。
ある風力発電会社に、メーカーから出された修理の見積書。
<左の見積書>
1、現地派遣費 140,000円(2人、日帰り)
2、準備費 85,000円(工具準備、輸送)
3、派遣経費 30,000円(フェリー、レンタカー、日当)
4、所内経費 170,000円(助勢員手配、書類作成、手続き)
2、準備費 85,000円(工具準備、輸送)
3、派遣経費 30,000円(フェリー、レンタカー、日当)
4、所内経費 170,000円(助勢員手配、書類作成、手続き)
B,トルクアーム復旧作業 626,000円
1、現地派遣費 280,000円(2人、1泊)
2、準備費 85,000円(工具準備、輸送)
3、派遣経費 70,000円(フェリー、レンタカー、日当、ホテル)
4、所内経費 170,000円(助勢員手配、書類作成、手続き)
5、材料費 21,000円(O型止め輪4個、ミニチェックカプラ1)
2、準備費 85,000円(工具準備、輸送)
3、派遣経費 70,000円(フェリー、レンタカー、日当、ホテル)
4、所内経費 170,000円(助勢員手配、書類作成、手続き)
5、材料費 21,000円(O型止め輪4個、ミニチェックカプラ1)
これだけ見ると「ふ~ん、そんなもんか。」と思うかもしれない。 ところが、内容を知ると「ふざけるな!」と怒り心頭、間違いない。 折角ですから、チョット解説しますね。 (1)左の見積書 右の見積書がメーカーの分です。左の分は、下請け会社の分。 と、言っても何もしません。 見積書を中継ぎするだけ。 21万円の一般管理費というのが、その中継ぎの手数料(?)。 (2)右の見積書 まず、「A」は、長崎から五島まで日帰りで、2人で故障の調査に来ました。 「4 所内経費 17万円」は、メーカーで派遣職員を人選(?)し、派遣の ための書類(?)を作成し、派遣手続き(?)をするのに必要な経費。 「3 派遣経費 3万円」は、フェリー代、レンタカー代、日当(2人分)。 「2 準備費 8万5千円」は、調査にもって行く工具の手配(?)と輸送 (持って行くのじゃ?)費とか。 「1 現地派遣費 14万円」は、2人を現地に派遣する経費というが、上記 「3 派遣経費」以外に何があるの? で、合計42万5千円也 次、「B」は、長崎から五島まで1泊2日で、2人で修理に来ました。 「1~4」は、「A」と同じ内容ですね。ただ、1泊分が上乗せされています。 「5 材料費 2万1千円」は、交換部品ですね。 で、合計62万6千円也 簡単に、言いますと「21,000円の部品交換」のために、 メーカーの取り分、下請けの取り分を含めて、 「1,261,000円を請求します。」ということです! 皆さ~~ん。 これが大手メーカーと関係先で、やり取りされている見積書ですよ。 この前、ジェット戦闘機が離陸に失敗して炎上しましたよね。 あれ、1機で140億円! 果たして、正常ですかね? もう一つ、安倍総理のときに「美しい国づくり会議」とか言う会議を 2回開催したが、その費用は5200万円だったかな? このように水増しされたお金で、防○省などのお役人が 飼育されているのです。 チョット、横道にそれましたが、環境行政とか何とか言って、 こんな、デタラメが横行している。 新エネルギーの開発は必要です。 しかーし、それを食い物にするのは、許されないことですよ。 このような体質を、そのままに消費税を上げるの、上げないのと言うのは 勘弁してほしいのですが、皆さん、いかがですか? それでも、貴方は、許しますか? ※ ワシの解説、理解できました? もし、解りづらかったら、ごめんなさい。