わずかな大学授業料無償化をエサに大量の高校生税扶養控除減額!
皆さん、おはようございます。
五島地方、今日は晴れ空でスタートです。
今日12月8日は、シカリさんの父上の誕生日。施設で96歳を祝っていただいているでしょう。
その父上、ウサギ年生まれなんですけど、山ノ神もウサギ年、孫二人もウサギ年。合計4名様がウサギ年生まれですよ。ニンジンを大量に買い与えないと・・・。^^;
な~~んて、冗談もここまで。岸田さんの異次元の政策が明らかになるにつれて、こちらは異次元の怒りを覚えてきますよ。
『大学授業料無償化』と聞こえは良いんだけど、実態は国民をバカにしているとしか思えない。
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多子世帯の大学授業料 無償化へ 2025年度から 政府方針
朝日新聞、12/7(木) 5:00
「異次元の少子化対策」をめぐり、政府は3人以上の子どもがいる多子世帯について、2025年度から子どもの大学授業料などを無償化する方針を固めた。所得制限は設けない。教育費の負担軽減で、子どもをもうけやすくする。「こども未来戦略」に盛り込み、月内に閣議決定する。
対象は子どもが3人以上の世帯。大学生のほか、短期大学や高等専門学校などの学生も含める方針。入学金なども含む方向で調整している。子どもとしての数え方も今後詰める。
年収380万円未満の世帯では現在、授業料を減免したり、給付型奨学金を出す支援制度がある。政府は今春、少子化対策として、24年度から、年収600万円までの中間層の多子世帯などに対象を広げ、授業料を減免すると発表した。
今回は多子世帯は原則、所得制限なく無償化すると踏み込んだ。戦略原案では「学業の要件について必要な見直しを図る」とも記した。授業に出席していない場合は対象外とすることなどを想定している。
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と言う一方で、「扶養控除」の扱いを、16~18歳の高校生世代を養っている場合の扶養控除について、所得税の控除額38万円を25万円に縮め、住民税の控除額は33万円を12万円に縮小するという案が検討されているそうですよ。
このことについて、一部マスコミでは「児童手当が高校生まで拡大されるから」と容認する意見もあるようです。
果たして、国民感情として『楽になった~』と喜べるものでしょうか?
二つの制度の変更で高校生、大学生の扱いの違いがみられるけど、どのくらいいるのか調べてみました。
令和3年統計で、高等学校生300万8千人,専修学校生,66万2千人、各種学校生,10万2千人、大学在学者291万8千人とのことです。
ちなみに、子ども3人以上世帯となるとどうなるのか。
つまり、岸田政権の目玉政策の対象者は、ごく、ごく、ごく少数となるわけですね。一方、扶養控除の減額は、実に幅広い。
どのように転んでも自民党政権には、国民の幸せなど達成することは出来ないと思いますけど、自民党信奉者の皆さんも目を覚まして下さいよ。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<12月8日の誕生花>
花言葉:「私の愛は増すばかり」「良い家庭」
<画像は、ネットからお借りしています>