皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、曇り空でスタートしそうです。
岸田政権のやりたい放題は、呆れるばかり。
防衛費2%を達成したと思ったら、その財源もなんでもあり。
さらに、原発についても『壊れるまで稼働』する方針に舵を切った。
福島の悲劇を忘れたのか、そもそも悲劇と認識していないのか。
ロシアの犯罪によるエネルギー不足の混乱に乗じて、電力業界の意をくみ、投資を少なく儲けを大きく、とばかりに動いた。
原発の運転期間は現在、法律で原則40年、最長60年と定められているが、経済産業省は今月16日、原子力規制委員会の審査などで運転を停止した期間を除外し、実質的に60年を超えて運転できるようにする方針案を原子力規制委員会に諮った。
これを受けて原子力規制委員会は、21日の会合で長期間運転した原発の老朽化に対応する新しい制度の案について議論しました。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
原子力規制委員会(げんしりょくきせいいいんかい、英語: Nuclear Regulation Authority、略称: NRA)は、日本の行政機関のひとつ。原子力利用における安全確保を図るため必要な施策を策定・実施する環境省の外局である。
委員会の事務局として原子力規制庁が、施設等機関として原子力安全人材育成センターが、それぞれ置かれる。
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議論の結果、経産省から提示された案を見直し、運転開始から30年以降は、10年を超えない期間ごとに機器や設備の劣化状況を確認したうえで管理計画を策定し、規制委員会の認可を得るよう義務づけている。
規制委員会は案を了承し、今後、一般からの意見募集や電力各社との意見交換を行ったうえで、来年の通常国会に向けて法律の改正案をまとめるだそうです。
さて、問題はここからです。
今回の議論の中では、『運転開始から実質的に60年を超える原発の安全性を確認する具体的な方法については、改めて議論』するとしているそうです。
「安全性の確認をする具体的な方法」を後回しって、どうゆうこと?
何を根拠に、「10年ずつの延命を認める」って結論になったの?
『10年ごとの検査で安全が確認できる』という技術的方法も確立されていないのに、延命を認めるということは許されない。
原子力規制委員会は、自らの存在意義を確保するために10年点検を入れ込んだだけだ。
この規制委員会の決定を受けて、22日には脱炭素化を進めるためのGX=グリーントランスフォーメーション会議で、最長60年とする原発の運転期間について、規制委員会の審査などで停止した期間を運転期間から除外分の稼働延長や、最新技術を搭載した「次世代原発」への置き換える形で開発や建設を進めると大きく方針を転換しました。
政府は、この基本方針を年明けに閣議決定したうえで、来年の通常国会に関連法案を提出する方針とのことですが、軍備増強にしろ、原発政策の大転換にしろ、どこで議論をしていたんだと言いたくなるような素早さで決めている。
しかし、忘れてはならない。
日本国民は「脱原発」を望んでいるということを。
為政者の皆さん、国民の意志は、脱原発だ!
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<12月25日の誕生花>
バラ
花言葉:「愛」「美」
<画像は、ネットからお借りしています>