江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

統一教会が展開する『草の根ファシズム運動』。岸田内閣支持率35%へ。

 

 

 

皆さん、お早うございます。

 

 

五島地方、今日も、曇り空でスタートしそうです。

 

 

 

 

 

共同通信社が8,9日に実施した世論調査で、岸田内閣の支持率は35.0%だったとか。

 

 

13.9ポイント急落した前回9月から、さらに5.2ポイントの続落し、支持しないと答えたのは48.3%となったそうです。

 

 

まあ、そりゃあそうですよね。

 

 

国民の疑問には答えず、「検討します。慎重に取り組みます。」などと言っているくせに、息子のことや、原発再稼働、防衛費増強などは、いつの間にか決めて着々と前に進めている。

 

 

特に、統一教会自民党議員との関係では、次々に出てくる疑問に、「各自、丁寧に説明していただきたい」と自己責任なのか、無責任なのか。

 

 

所属議員たちには、自分の責任で説明しなさいと言いながら、総理大臣としての自分に向けられた「内閣の構成員の資質の問題、対応」などの疑問には何も答えない。

 

 

 

 

こんな横着な人はいない。

 

 

この横着な態度は、どこから来るのか。

 

 

やはり、政権与党の圧倒的安定多数と言う状況と、当分は、選挙がないという状況。

 

 

さらには、全国の津々浦々まで張り巡らされた自民党支持層のネットワークへの信頼と自信があるのだろう。

 

 

そのネットワークの一環を担っているのが、統一教会

 

 

シカリさんは、以前の記事で統一教会が勢力を伸ばしてきた経過について、「地方議会での請願・採択」⇒「県・国への請願行動」と言う形の運動の積み重ねがある、と書いていました。想定外に深刻だった統一教会による日本浸食。 - 江戸っ子でぃ (hatenablog.com)2022,7,27

 

 

このことは、統一教会への対応を考えるうえで、とても大事な視点だと考えています。

 

 

ミヤネ屋などいくつかの番組でも、地方議員の行動について9月頃から取り上げるようになっていますが、ここに来て朝日新聞も取り上げるようになってきました。

 

 

昨日は、「旧統一教会側が望む法制定、請願多い熊本 提出者は教団系団体と接点」と言う記事を発信しています。

 

 

内容は、冒頭部分で次のように書いています。(以降の部分では、具体的状況などを掲載していますが省略します。興味のある方は、詳細をご覧ください。)

 

 

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 国が家庭教育の基本方針を定めるという「家庭教育支援法」の制定を求める意見書が、全国各地の地方議会で可決されている。家庭教育は、宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」が重視する。意見書を可決した自治体が最も多い熊本県では、教団の友好団体の幹部を務めている男性が立ち上げた団体が、意見書を求める請願の提出者になっていた。  

 意見書は7日までに全国34の地方議会で可決され、衆議院に提出された。熊本県は2012年、全国で初めて家庭教育支援条例を制定しており、同法制定を求める意見書は18年3月から22年3月に、県内7市町村の議会で可決された。 教団側に「突き動かされた」 意見書起草した自民市議がいま思うこと(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

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こうした運動は、地域の勝共連合の活動家が、地域の議員や各種団体に働きかけたり、自ら団体を立ち上げたりして請願主となり、地方議会に請願書を上げるという形をとっています。

 

 

ただ、表面上、彼ら勝共連合は、『「家庭教育支援法」はもともと自民党の政策であり、弊団体が独自に推進しているものではありません。政策に入れるように組織的に要請しているのではなく、賛同している立場です。』と言う説明をしています。

 

 

今日の記事では、法律等の中身については触れません。

 

 

問題は、「ネットワーク」の話しなのです。

 

 

どのような内容であるにしろ、全国津々浦々までカバーできるネットワーク、市民運動的なものがあるということ。

 

 

対して、野党側には、そうしたネットワークがない。

 

 

唯一、共産党のみがネットワークを持っているが、人数が少なく、カバーできない部分が多く、他の野党に至っては、何かある時だけ地域に顔を出す、幽霊政治家ばかり。

 

 

こんな状況で、この日本に民主主義が根付くはずはない。

 

 

残念ながら、歴史修正主義者・ファシストたちの方が先に、「草の根ファシズム運動」を構築できているという状況にあると思います。

 

 

つまり、民主主義を志向する勢力は、ファシズムを志向する勢力に完全に負けているという状況です。

 

 

今回の統一教会騒動の裏には、日本人の政治への関わりの薄さ、それを放置してきた各政党の意識レベルの低さがあるのではと思っています。

 

 

ワシ等、国民、あるいは市民団体も、様々な政党とチャンネルを築いて、日常的な意見交換や、活動面で協力できる関係を築けていなかったという反省点があると思います。

 

 

これから先、仮に、自民党議員の統一教会との関係をあばききったとして、さらに、カルト集団規制の法律を整備できたとして、統一教会が自らの価値観による世界統一をあきらめるわけがないことを考えた時に、彼らとの戦いは、今始まったばかりと腹をくくる必要があると思うのですが、如何でしょうか?

 

 

 

 

今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。

 

 

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<10月11日の誕生花>

ミソハギ

花言葉:切ないほどの愛、愛の悲しみ、慈悲

<画像は、ネットからお借りしています>