皆さん、お早うございます。
五島地方、今日も、曇り空でスタートしそうです。
戦時中の話しかと思いましたよ。
会場に、ドカドカと憲兵が入ってきて、大声で叫ぶ『会見中止!』。
今回は、憲兵ではなくファックスでの要求だったが、やっていることは同じ。
何の話かと言うと、7日に、統一教会信者の両親を持つ元信者の女性が、日本外国特派員協会で記者会見を行った時に、統一教会から会見の中止を要求するファクスが届いていたという話し。
特派員協会によると、ファクスは7日午前と午後に各1通届き、いずれも「女性に精神疾患があり、事実無根の話をする可能性がある」として会見の中止を求める内容だったそうで、1通目には女性の両親の署名もあったそうです。
会見で女性は、両親が多額の献金を繰り返し、幼少期から生活が困窮していた経験などを説明したそうです。
ファクスについては「私とどちらが悪なのか、見ている方は分かってくれると信じている」と述べ、さらに「統一教会を解散させてください」と必死に訴えていました。
今回の統一教会の行動は、彼らが、どうしようもないほど倫理観も、法秩序への理解もないことを自ら証明したようなものですね。
個人が言いたいことを言わせなくしようとする行為、言論弾圧は、言わずと知れた憲法を無視・破壊する行為。
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第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
② 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
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こういう大それた要求を外国特派員協会に対して行うという異常さは、これまで、こうした行為が『自民党に頼めば通っていたから今回も』と言う感覚を含むのかもしれませんね。
さらに、許せないのは文中にある「精神疾患があり、事実無根の話をする可能性」と言う表現。
これは、とんでもない差別的表現で、許されないことです。
一般的に、精神疾患と言う場合には、統合失調症の方のことを言う場合が多いのですが、統合失調症に罹患しているから「事実無根の話しをする」と言うのは、それこそ事実無根の話し。
症状が不安定の時、思考混乱時に、そのように受け取れる発言を繰り返すことがあります。
でも、発言をよくよく聞くと、誇大な部分、主客転倒な部分、前後混乱の部分などがあるものの、訴えようというエネルギーを導き出している根っこの部分は、事実に根差していることがほとんどです。
誤解を恐れずに言えば、精神疾患の人に、ウソツキはいません。
もっと言えば、人を騙そうとか、そういう腹黒い人は、一人もいません。
そもそも、なぜ、精神疾患に導かれるのか。
それは、その人が所属する家族や会社など組織体の矛盾を一人で抱え込まざるを得なくなったり、そう思い込ませるような環境に置かれて、その矛盾から逃げず悩み、考え、思考回路がヒートアップするまで矛盾と向き合うからなのです。
つまり、精神疾患は個人の問題ではなく、組織体の問題なのです。
にもかかわらず、先のような個人の資質を卑下するような表現を平気でする団体(個人)って、なんなのだろう?
このような自らの無知から来る差別を平気でする人々が、政治権力と一体となって世の中を治めるようになった場合、戦時下の憲兵に全てを監視される社会のようになるということを暗示する出来事ですね。
昨日の記事で、「最後のチャンス」と書きましたが、今回、カルト団体に対する法整備が出来なかった場合、自民党と統一教会の関係が復活し、バカとアホによる監視社会になることは目に見えています。
そこで提案ですが、立憲民主党・共産党や野党の皆さん、一度、自民党を褒めてみては如何でしょうか。おだて挙げ作戦です。^^;
自民党の統一教会への対応は、なんだかあやふやな内容ですが、とりあえず、「関係を絶つ」とまでは言ったわけで、この状態から前進させるか、後退させるかは、野党の腕の見せ所でもある。
『関係を絶つと、良く言ってくれた。さすが自民党。これで日本の独立を守ることができる。もう少し頑張りましょう。自民党さんの決意を国民に見える形にするために、法整備をしましょう。そのためには、私たちは総力を挙げて協力しますよ。』
てな感じで、おだて挙げ作戦は如何なものでしょうか。
とにかく、現状から後退させず、自民党議員たちが統一教会と手を組むことがないように、なだめすかし、おだててでも、成果を出して下さい。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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