江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

『宗教は、アヘンだ』と言ってきたシカリさん・・・。

 

 

皆さん、お早うございます。

 

 

五島地方、今日も、晴れ空でスタートです。

 

 

 

 

ご来訪の皆さんにとって、『もう、うんざり』と言うほど統一教会問題をネタにしているシカリさんですが、最近では、相手を責めるより、自分や自分たちの世代のふがいなさに落ち込んでおります。

 

 

この数十年、一体、なにやっていたんだ!!

 

 

70年安保前後、さんざん政治を議論し、日本の民主主義について考えてきたはずなのに、気が付いたら、海外由来の宗教団体に政治を左右される事態になっていた。

 

 

いわゆる「右翼」ならまだしも、自らの正体を現さない宗教団体の影響で政治が決定される事態になるまで気づかないとは・・・。

 

 

シカリさんは、プライベートな事案で宗教と揉め続けてきた経験を持ちます。

 

 

それは、身内の者の新興宗教への傾倒と日常生活でのトラブルの連続があったのです。

 

 

その人が怪しい宗教に近づいていると知った時に、シカリさんは、「宗教はアヘンだよ」などと高をくくっていました。

 

 

 

 

皆さん、ご存知かと思いますが、このフレーズは、カール・マルクスの著書に出て来るフレーズなのです。

 

 

マルクスの『ヘーゲル法哲学批判序論』に「宗教は悩める輩のため息、心なき世の情であり、またそれは魂なき場の魂である。宗教は民衆の阿片である」と書いているのですが、おっちょこちょいのシカリさんは、マルクスは宗教を害悪と捉えているのだ、と理解していました。

 

 

 

 

いや、多くの社会主義国においても、そのような理解で、ある意味「宗教弾圧」を行った国もありました。

 

 

こうした背景から、シカリさんは、ただ、ただ、『宗教を信じても何も解決しない。誤魔化しだよ。麻薬だよ。』と主張してきました。

 

 

でも、身内の人も頑固な人で、シカリさんの言うことなんか聞き入れない。

 

 

一番の問題は、その新興宗教では、病気になった人に対して薬を使うことを悪と見なしていたのです。

 

 

自然治癒を主張し、ひたすら苦しみに耐えるという方法に、シカリさんは納得できませんでした。

 

 

ただ、理解できる部分もありました。

 

 

必要以上に化学物質を体内に入れることで生まれ持つ人間の治癒力を低下させるという側面があるというのも理解できる面はありました。

 

 

ただ、今、そこで苦しんでいる人に対して何も処方せず、宗教理念を主張されても、とても受け入れられることではありませんでした。

 

 

ところで、マルクスの話しに戻りますが、マルクスの親友でもあるハインリヒ・ハイネの著作『ルートヴィヒ・ベルネ回想録』第4章に「苦しむ人々のため苦い盃に、甘く眠りを誘う数滴、つまり精神の阿片を、愛と希望と信頼の数滴を注ぐ宗教万歳」と言う一文があるそうです。

 

 

当時のマルクスの意識は、間違いなくハイネと同じだったはず。

 

 

つまり、当座の苦しみを紛らわすためのアヘン、苦しむ人々の精神のアヘン、として宗教は認めていたのだ、と言うこと。

 

 

若い頃のシカリさんは、こうしたマルクスの想いも知らず、かたくなに「宗教はアヘンだ。悪だ。」と言ってきました。

 

 

対処療法として化学物質を体内に入れる行為精神的苦しみを緩和するために宗教に頼る行為と、どのように違うだろうか、と気づいたのは、近年のことです。

 

 

ワシら人間は、超人ではない。

 

 

何かに頼ることは、当然あり得ることだし、頼り頼られることの中に、社会の必要性が出て来るし、社会が進歩するきっかけにもなるのではないかと思います。

 

 

そうした流れがあり、シカリさんは、宗教との共存を受け入れてきました。(ワシは、宗教を信じるほど、心が綺麗ではありません・・・。^^;)

 

 

ただ、今回問題になっている統一教会などは、「宗教団体なのか」というと、そうではない。

 

 

そのことは教団トップ自身が、「宗教と政治は一つでないといけない。文教祖の教えを基に朝鮮半島の統一を実現し、世界を一つにしなければならない」と主張している。

 

 

一つの教え、一つの指導者の指示のもと社会秩序を構築する。

 

 

それは、間違いなく全体主義社会を目指している。

 

 

政党であれば、理念や政策を示して政治活動を行い、国民の判断を仰ぐ。

 

 

しかし、統一教会などのような集団は、自らの正体を隠し、様々な隠れ蓑を使い、国民を幻惑して権力を手に入れようとしている。

 

 

そこが問題なのです。

 

 

手続きとしては、選挙で議員を選んでいる。

 

 

違法性はない。

 

 

問題は、『何を目的の政治活動なのか』を誤魔化し、嘘をついて政治家として活動している、活動させられている、ということ。

 

 

一方では、霊感商法や高額献金で国民に被害を与え、もう一方では、政治という手法で国民を幻惑している。

 

 

現在の日本人に、こうしたカルト集団を規制する法体系を作る力があるだろうか、と心配しています。

 

 

同時に、この数十年、地道に活動を続けて来た統一教会の人々の信念には、「負けた」と言わざるを得ない。(かと言って、あきらめるわけにはいかないからね。)

 

 

 

 

 

今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。

 

 

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<8月23日の誕生花>

ゲッカビジン

花言葉:はかない美、はかない恋、あでやかな美人

<画像は、ネットからお借りしています>