江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

どのようにアプローチすれば良いのか分からない『終戦記念日』

 

 

皆さん、お早うございます。

 

 

五島地方、今日も、晴れ空でスタートです。

 

 

 

 

今日は、終戦記念日

 

 

第二次世界大戦とか、太平洋戦争とか、大東亜戦争とか、色々な呼び方、くくり方がありますが、世界規模で途轍もない犠牲を払った戦争の終結を日本が受け入れた日。

 

 

今日、大変な犠牲を払った戦争を『再び繰り返してはならない』と主張して、どれほどの方々が実感を持って受け入れてくれるでしょうか。

 

 

あの戦争、その後の悲惨な生活を肌感覚で覚えているであろう80代以上の人口は、約1割。

 

 

シカリさん自身も、母が被爆者で叔父がシベリア抑留者と言うことを聞いた以外は、戦争を実感できない世代です。

 

 

実感は持てないものの、なんとなく『戦争は良くない』と記憶し、『この思いを伝えたい』と言う意思が働きます。

 

 

『戦後』と一括りに言っても、この間には、様々なことがあった。

 

 

今では笑い話かもしれないが、『良い戦争、悪い戦争』などと言う議論もあった。同じように、『良い核兵器、悪い核兵器』『核の良い使い方、悪い使い方』なども言われた。

 

 

そして、懲りたはずの戦争は、世界のあちこちで繰り広げられ、それぞれが正当性を主張している。

 

 

今、ロシアは『EUの東方拡大は脅威』などと主張しウクライナへの侵略を正当化している。

 

 

ミサイルが飛び交っている中で生活しているウクライナの人々のことを考えると、そう悠長なことも言っていられない。

 

 

やはり、どのような理由であれ戦争は良くない。

 

 

でも、ウクライナは戦争をすることをロシアによって強制されている。

 

 

降伏して停戦と言う方法もあるし、何らかの介入などを切っ掛けとした協議による停戦もあるでしょう。

 

 

ただ、降伏の場合には、ウクライナの国家としての主張は出来なくなるだろう。

 

 

そう考えると、なかなか、停戦にこぎつけるのは難しいような気がします。

 

 

遠く離れた日本で、祈るしかない。

 

 

ただ、ワシ等日本人が自主的に動けるのは、我が日本が関わる戦争を回避する努力を行うことではないでしょうか。

 

 

その際、大事なのは、そうした思いを共有することでしょう。

 

 

そのきっかけになればと思い、お二方のお言葉を掲載します。

 

 

まずは、女優の吉永小百合さんのお言葉です。

 

 

 

 

5月10日に、長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館「無言館」を訪ね、20~30代の若者たち20人程度の聴衆を前に朗読した後に、次のように語ったそうです。

 

 

「私に、何が出来るかというと…とても小さなことしか出来ないし、朗読するくらいしかないんですけど。皆さんの心の中で、どうしたらいいんだろう、ということを考えて欲しい。日本の私たちしか出来ないことを、みんなでやれたらと願っております」

 

 

もうおひと方は、海上自衛隊呉地方総監部(広島県呉市)の伊藤弘総監です。

 

 

 

 

ロシアによるウクライナ侵攻を背景として防衛力強化の声が高まっていますが、2023年度の防衛費として、故安倍元首相は「6~7兆円」と言い、高市政調会長は「10兆円」などと、「兆」という単位がいともたやすく飛び出している現状について、次のように語ったそうです。

 

 

「もろ手を挙げて無条件に喜べるかというと、私個人としては、まったくそういう気持ちにはなれない」

 

社会保障費にお金が必要であるという傾向に、まったく歯止めがかかっていないわけです。どこの省庁も予算をほしがっている中にあって、我々が新たに特別扱いを受けられるほどに、日本の経済状態ってどうなんだろう、よくなっているのだろうかということを、一国民としての感想ですが、思います。大事なのは、何を我々自身が必要としているか、ということをしっかりと積み上げる。整理して国民に提示していくということなんだろうなと思います」  

 

「極論ですけど、ミサイルや大砲の弾をたくさん仮に買ったとしても、それを撃つプラットフォームである、船の手入れを怠ったら海の上に出て行けない。目を引かれる装備とか技術とかいろいろあるんですけれど、もっと地に足を着いたメンテナンスですとか、ロジスティクス、ここにももっと注目をしてほしい。その辺に対する国民、一般の理解をいただけたらなというふうに思っています」

海自・呉地方総監、国防費増額を「無条件に喜べない」発言に共産党も反応 ネットでは賛否両論が(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

 

 

吉永さんの訴える平和への想いと、政治家の現実と乖離した話に現場の違和感を伝えようとする伊藤総監の想い。

 

 

自分の選挙のためなら統一教会に魂を売り渡し、韓国の属国になることを平気で受け入れる政治家の現実離れした話しに踊らされることなく、多くの犠牲の中で培われて来た「平和」と言う理想と、戦場に立つかもしれない人々の現実の言葉を大事にしたいと思います。

 

 

終戦記念日の今日、改めて、これまでの犠牲者の皆様に祈りを捧げ、これからの平和を祈りたいと思います。

 

 

 

 

今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。

 

 

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<8月15日の誕生花>

ハス

花言葉:清らかな心、神聖、離れゆく愛、雄弁

<画像は、ネットからお借りしています>