江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

日銀・黒田総裁の「国民の許容度は上がっている」発言は間違いか?

 

 

 

皆さん、お元気でしょうか。

 

 

五島地方、今日は、ざ~~まに(とっても)良い天気です。^^

 

 

 

 

数日前の黒田日銀総裁のお言葉。

 

 



 

「日本の家計の値上げ許容度も高まってきている」

 

 

なるほど、そういう言い方もあるのか、と感心しました。

 

 

この言葉について話す前に、前提条件を説明しないといけませんね。

 

 

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東京大学大学院の渡辺努教授が今年5月に発表した5か国の家計へのアンケート調査を引用した。それは、「馴染(なじ)みの店で馴染(なじ)みの商品の値段が10%上がった」際の行動を尋ねた内容だ。昨年8月は「他店に移る」が半数以上を占めたが、今年4月には大きく減ったことが「値上げ許容度が高まった」ことになるという。

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東大大学院の教授のアンケート調査を見てとのことですが、シカリさんは、『どこも値上げされているのに、わざわざ遠くの店に行くかい!』と思いますが、日銀の総裁ともなると理解の仕方が違うんですね。

 

 

「日本の家計の値上げ許容度も高まってきている」

 

 

許容度が高まった、と言う部分だけ聴くと、なんか、格好良いな~、って思っちゃいます。^^;

 

 

でも、普通の国民からすると、『こんなオヤジが物価安定の手綱を握っているのか』とガッカリしたり、憤慨したり。

 

 

で、普通の国民ではなく、へそ曲がりのシカリさんは、『間違っているのでしょうか?』と思う点もあるんです。

 

 

あえて間違っているというのなら、それは、「物価高」に限って話している点でしょう。

 

 

何でも許容しているではありませんか。

 

 

森友事件も、加計学園事件も、桜を見る会も、食料すら自給できないのに敵基地攻撃能力を高めるとか、出来もしない防衛力増強も受け入れつつある。

 

 

国会で、118回ウソをついても。

 

 

公務の公開性を保持し、将来への説明責任の基礎である公務文書を改ざんしても、廃棄しても。

 

 

現金をばらまく選挙活動をしても。

 

 

おそらく、国家破たんしても許容するでしょうね。

 

 

いやいや、憲法自衛隊を書き込むというからには、当然、徴兵制を敷かないとふさわしい体制は作れないから、そうなるでしょう。

 

 

それでも許容するでしょう。

 

 

その時に、安倍晋三さんは言うでしょう。

 



『日本国民の許容度は高まった』

 

 

果たして、高まったのか、諦めているのか、面倒で関わりたくないのか、いずれにしても、『将来に対して無責任』と言えないでしょうか。

 

 

 

 

今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。

 

 

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