吉野家の『シャブ漬け文化』は健在だった!!
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、晴れ空でスタートです。
シカリさんの第六感は、良く当たるんですよ~。^^;
と言っても、皆さんに証明のしようもないですけどね。
ただ、皆さんも聞いた以上、気になりますよね。
『まだ、なんか出るぞ』
と思ったんです。
遡って、4月16日。
吉野家ホールディングス元常務の伊東正明常務取締役本部長(当時)が、早稲田大学の社会人向けプログラムで「生娘をシャブ漬け戦略」と称して、次のようなお話をしたそうです。
「田舎から出てきた右も左もわからない女の子を無垢・生娘のうちに牛丼中毒にする」
「男に高い飯を奢ってもらえるようになれば、(牛丼は)絶対に食べない」
この講座は、「デジタル時代のマーケティング総合講座」と言うもので、計29回、受講料38万5,000円、1回あたり約1万3,000円の社会人向けのマーケティング講座だったそうですが、その初回授業で飛び出したのが、上の発言。
当然、批判続出。
こうした事態を受けて、吉野家は18日深夜、急きょ臨時取締役会を開き、吉野家HDの執行役員と子会社である吉野家の常務解任を決めたそうです。
19日に発表した書面では、「女性を蔑視し人権を無視する不適切発言をした伊東正明常務(49)を18日付けで解任した」「本日以降、当社と同氏との契約関係は一切ございません」と切り捨てた。
如何ですか?
伊東氏の講座の名称、内容の異常さ、同時に、吉野家の素早い対応と「書面での切り捨て宣言」。
この時点で、シカリさんは、「この会社は、ヤバい」と感じ、『まだ、なんか出るぞ』と待ち構えていました。
すると、なんと、期待に応えるように、出て来たじゃありませんか。
『採用説明会に予約した大学生に対して、外国籍であると勝手に判断し、参加を拒否していた』
吉野家は、「ビザの取得が非常に困難」と説明しているそうだが、もう、どうしようもないレベルの感覚ですね。
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(均等待遇)
第三条 使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱をしてはならない。
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吉野家の採用サイトには、「組織の活性化を目的に、外国籍社員の積極的な登用を続けています」と明記していたそうだが、前回同様、対応は早く、すでに削除されていますよ。
ちなみに、参加を拒否された大学生は、日本国籍だったそうです。
人権感覚だけでなく、法律順守と言う感覚もないようですね。
ここで、復習をさせていただきます。
「生娘をシャブ漬け戦略」「田舎から出てきた右も左もわからない女の子を無垢・生娘のうちに牛丼中毒にする」「男に高い飯を奢ってもらえるようになれば、(牛丼は)絶対に食べない」
こうしたヤクザ言葉は、ひょいと出るものではありません。
日ごろから、そうしたやり取りが行われていて、抵抗感もなく使えるからこそ、公の場で恥ずかしげもなく使えるのです。
表面上は、「立派な企業」を装っていても、役員会などでは、こうしたヤクザ言葉でのやり取りで企業の在り方を議論していたんでしょうね。
しかも、本人に確認もせず「外国籍」と決めつける。
事務的にも、アウトやないか。
「安い」の裏に何があるのか。
何処のどのような肉・材料を仕入れ、どのような人たちが、どのような手順で作り、提供されているのか。
お客としては、色んなことを知る必要があるかもしれないですね。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<5月8日の誕生花>
花言葉:感謝、誠実、楽しいおしゃべり
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