守られた『約束の二日間』。マリウポリの製鉄所から、市民救出。
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、晴れ空でスタートです。
1日、ゼレンスキー大統領は、マリウポリのアゾフスタル製鉄所に取り残されていた民間人のうち約100人が退避したと発信しました。
一方、ロシア国防省は1日、退避した人数は80人だと指摘し、国連や赤十字国際委員会(ICRC)に民間人を引き渡したことを認めたそうです。
人数的には、ずれがあるものの、なんとも、嬉しい情報ではある。
国連も、マリウポリの状況について「脱出作戦は続いている」と確認し、また、ロシア側、ウクライナ側とも退避のための停戦を順守しているようで、国連・ウクライナ・ロシアによる市民救出の合意が機能しているということだろう。
1日目の救出活動終了時点で、製鉄所の地下には、まだ数百人の民間人やウクライナ兵がいるとみられています。
市民の救出活動は、1日夜(日本時間2日未明)、この日の脱出はいったん終了し、2日も救出活動は実行されたそうです。
2日、新たに避難したのは、200人以上。
マリウポリの製鉄所から、新たに避難してきた市民らを乗せたバスは、マリウポリからおよそ30km離れた村にできたロシア軍の仮設キャンプに到着したそうです。
避難した市民が、長期間にわたる地下シェルターでの避難生活について、次のように話したそうです。
「缶詰6つでスープを作り、40人以上で分けて食べた。それが1日の食事」
「毎日爆撃があったから、地下はかなり破壊されていた」
なお、2日目の避難人数については、ロシアメディアは、“今回214人が避難した”と伝えているそうです。
そして、二日間での救出人数は、約300名ですが、残っている人もかなりいるはず。
食料も水も医薬品も底をつき、太陽の光を浴びることも出来ず、空気もよどんだ地下での生活。
一分一秒でも早く救い出していただきたい。
今回の国連が絡んだ「救出」は二日間でしたが、ぜひ、次の救出期間を設け、避難を希望するすべての人々が救出されることを望みます。
そして、今回、『国連による合意』が守られたことを喜び、今後の国連の様々な枠組みの可能性が広がることを、強く、強く望みます。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<5月3日の誕生花>
(注)白い部分は「仏炎苞」という葉の変化したもので、花は中の棒状の部分です。花序と言って、小さな花の集合体です。
花言葉:美しい思い出
<画像は、ネットからお借りしています>