「ウイズ・コロナ」の次は、「ウイズ・プーチン」か?
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日も、晴れ空でスタートです。
ロシアのプーチンが、『汚れた土足』でウクライナに侵攻して、もうすぐ2ヶ月になる。
世界中が驚き、何とかしないといけない、と言うことで始めた経済制裁ですけど、どーーーも効いていないような感じですね。
『汚れた土足』の主、プーチンも、「西側諸国による我が国の市場にパニックを生み出す作戦は間違いなく失敗した。ロシアの経済状況は安定している。」と言っているそうです。
もちろん、そこには強がりもあるでしょうから、素直には受け入れられませんが、テレビのニュースで流れるロシア国内のスーパーなどの商品の充実状況を見ても、『あまり、効いていない』と思ってしまいます。
さらには、ロシアの通貨、ルーブルの為替レートも、ほぼウクライナ侵攻前の水準に戻っているという情報もあります。
ちなみに、世界各国による経済制裁によるロシア経済への影響を専門家はどのように見ているのか。
ジェトロ・アジア経済研究所では、次のような試算を公表(先週)しています。(概要のみ掲載します。)
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- 中国を含めた世界各国とロシアの貿易が1年間遮断されると仮定すると、世界経済に-0.7%の影響がある。国別ではロシアが-15.8%と影響が大きく、中国は-0.9%、ほかEU -0.5%、米国-0.1%、日本-0.1% など主要国への影響は比較的小さい。中国への大きな影響は、中ロの経済関係が深いこと、中国―欧州間の鉄道貨物の遮断が影響している。
- 一方、中国が加わらない経済制裁のロシアへの影響は-4.6%と大幅に小さくなる。ロシア国内をみると、ヨーロッパに近い地域への影響は依然大きいが、ウラル山脈以東の地域への影響が小さくなる。経済制裁の有効性を高めるためには中国の参加が重要である。
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シカリさんは、以前の記事にも書いたんですが、新型コロナ感染症が感染しだしたころの対策と同じで、実に『チマチマ、小出し』で対策をすると、このように大した効果も出せないのでしょうね。
多くの国の指導者たちは、簡単に言ったら自国への「副反応」を恐れているんでしょうね。
テレビニュースで流されているスーパーなどの商品が品薄とならないのは中国からの商品の流れ込みで穴埋めされているからと言うのは誰でも理解出来る。
今回のような圧倒的に不当な侵攻でも足並みをそろえられないというのは、なんとも、これから先の世界に不安を抱かざるを得ない。
ただ、品不足はないものの、値上げは続いているようで、遠からずロシア国民も異常に気付くのではないでしょうか。
つまり、現在の経済制裁は、プーチンが言うような『失敗』と言うまでのほどではないけど、ロシア経済に『ブレーキがかかっている』のは否定しようがないですね。
ウイルス対策で失敗し『ウイズ・コロナ』と言い出したように、今度は『ウイズ・プーチン』などと言わないでほしいものです。
ところで、昨年末から値上がりしているガソリン代ですが、18日にシカリさんが入れたガソリンの価格は、次の通りです。
はい、リッター187円なり~~~。
他の商品の値上がりも出てきています。
でも、文句は言いません。
経済制裁を止めろとか言いません。
OPECのせいにもしません。
出かける回数を減らし、工夫し節約します。
コロナ、侵略戦争、国連の限界、温暖化。
どれをとっても、人間の生きるサイズ・形の見直しが必要な気がします。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<4月20日の誕生花>
花言葉:合意、一致、臆病な心
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