火事場泥棒。「国会議員の文通費改正」
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日も、曇り空でスタートです。
開いた口が塞がらない。
国民やマスコミが、ウクライナ問題やコロナ問題で混乱している時に、自分たちに都合の良いように、ことを運んでしまう。
まさしく、火事場泥棒と言うやつだ。
何のことかと言うと、国会議員に支給される文書通信交通滞在費、ほら、昨年の衆院選後、在職1日の新人議員でも月額の満額100万円が支給され大騒ぎになった、あれの改正のことですよ。
当時、国民は『たった一日で100万円。しかも、使い道も明らかにされない。余ったお金は国庫に返すべき』と大いに怒りましたよね。
その後、国会では見直し作業が進められて来たわけですが、その着地点に驚いてしまいます。
人間、どうすればここまで厚かましくなれるものでしょうか!
一昨日、衆議院、そして、昨日、参議院を通過した改正案は、支給が日割りに改められたものの、名称は「調査研究広報滞在費」に変更され、問題の使い道の報告義務化は見送られたそうです。
さらに、驚きなのは、今回の改正案で何でも使えるように定義を広げてしまっていることです。
まさに、『第2の給与』と言う揶揄にお墨付きを与えてしまう事態になってしまっているんです。
国民生活に直結するような予算に関しては、「財政難の折」などと削減を続け、国民はコロナ禍での事業困難、失業、物価高で苦しんでいるのに、自分たちは、ちゃっかり『第2の給与』を貰えるような仕組みを作っているんだから、本当に、もう~~。
これからは、選挙区での飲み会でも何でも使えるようになったわけで、言うならば、新しい選挙資金でもあるわけですね。
国民の中には、『国会議員は難しい仕事をしているんだから』とか『山ほどの仕事をこなしているんだろうから』と、国会議員が『山ほどの歳費』を受け取ることに疑問を感じない向きもあるようですが、仕事の多くを官僚たちに押し付けて、さも自分がしたようなふりをしているだけですよ。
ふざけた話だよ!!(シカリさんは、大いに怒っています。他の上品な日本人たちは怒らないのでしょうか?)
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<4月16日の誕生花>
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