「スタンディングオベーション」は、儀礼?それとも自然に?
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、6時くらいまでは大変な暴風雨でしたが、今は少し収まり雨風の空模様でスタートです。
23日に行われたゼレンスキー・ウクライナ大統領の国会(一応)演説に関しては、いろんな形で反響を呼んだようですね。
意味深い反応や、おもろい反応など、色々。
で、今日のタイトルですけど、「スタンディングオベーション」なるものの在り方をめぐる議論なども面白い。
まずは、事前にフジテレビのニュース番組「Live News イット!」で示された演説前後のスケジュールをめぐるお話し。
間違いなく国会の事務局から示されたものを「我先に」と報道したんでしょうが、それで批判されてしまった。
『スタンディングオベーションは、自然発生的に出るものでは』『違和感しかない』
その通りですね。
当日の状況は、次の画像の通り。
シカリさんが見ていた限りでは、右端に映っている黄色いお洋服のお婆ちゃんが真っ先に立ち上がりましたね。(予定通りで、お利口さんですね。)
それにしても、皆さんの表情を見て下さいよ。
『感動した!』と言う表情をした人は、一人もいないじゃないですか。^^;
今回の演説前後のスケジュール報道や当日の議員の姿への批判や違和感は、それはそうなんですけどね。
ただ、日本の議会と言うのは、全て事前に議会運営委員会で事細かに進行が決められるんですよね。
なにより、質問する側も答える側も、ぜ~~~んぶ原稿を読んでいるでしょう。
全て、予定通りに進行している。
あれを当然と思っているのか、ワイドショーでも突っ込まない。
なんとも成長しない日本の議会制民主主義。
『おかしいやろ』と批判の声を上げましょうね。
ところで、肝心のゼレンスキー大統領の演説ですが、やはり、相当作り込まれた内容でしたね。
まず、服装が違っていた。
アメリカの議会などでの演説では半そでシャツでしたが、日本の国会での演説では長袖。
演説のトーンも終始抑え気味でしたね。
内容は、制裁行動へのお礼、原発、子どもの被害状況、日本文化への敬意、国連改革など、具体的な話を進め、最終的に、今後の支援を要請するというものでした。
あきらかに、「奥ゆかしさ」を意識した内容でしたね。
さすが!
余程、素晴らしいライターが付いているんでしょうね。
でも、問題は、『何を受け止めるのか。』と言うこと。
シカリさんは、演説の中の二つの点に興味を抱きました。
<その1>
国際機関は機能してくれませんでした。国連の安保理も機能しませんでした。改革が必要です。機能するためには、「誠実の注射」が必要です。ただ話し合うだけでなく、影響を与えるためです。
<その2>
ロシアが平和を望む、探すための努力をしましょう。また、このウクライナに対する侵略の津波を止めるために、ロシアとの貿易禁止の導入をお願いします。また、各企業はウクライナ市場から撤退しなければならない状況です。その投資は、今後のロシア5年の投資になります。
1番目の問題ですが、シカリさんも常々思っています。
いつまでも各国が軍事で対立する時代から、国連が軍事力などを含む強い警察力を発揮できるようにするべきでは、と。
紛争当事国は、その時点で双方とも国連での様々な権利を停止し、国連の警察権で介入し管理下に置く、と言う形が出来ないものかと思います。
それで、二点目ですが、やはり、中途半端な制裁は良くないと思いますね。(エネルギー調達のために最大手のズベルバンクとガスプロムバンクなどは、制裁から外されている。)
ゼレンスキー大統領が言うように、徹底した制裁を加えることで、一日でも早く戦火が終わることを望みます。
ウクライナに兵器を提供する国もありますが、これでは戦争が長引き、兵器産業関係者が喜ぶだけ。(武器が無くなりウクライナが植民地になるのも困りますけど。)
徹底した経済制裁を行うことで、ロシア国内での変化を期待する方が、平和的だと思うのですが、これも平和ボケなのでしょうか?
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<3月26日の誕生花>
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