皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、小雨模様でスタートです。
この人の生きざまを見ていると、『発言も行動も慎重にしなくては』と思えてくる。
実に、立派な反面教師ですね。
安倍晋三元首相。
今度は何かというと、安倍元首相が推し進めていたコロナ治療薬「アビガン」が、成果も得られず「治験打ち切り」になったそうです。
そう言えば、一時期、「アビガン、アビガン」って言っていましたよね。
でも、最近では、すっかり聞かなくなってしまった。
これまでの経過をシカリさんは記憶していませんので、日刊ゲンダイの記事を基に再構成しますと、次のようになるみたいです。
2020年4月、初の緊急事態宣言の会見で当時の安倍首相が特効薬のように喧伝し連呼し、備蓄量を3倍に増やすために約140億円の予算計上。
しかし、厚労省内部では反対意見があり、治験を進めていたけど、昨年12月に厚労省はアビガンの観察研究を中止と発表。
重症化リスクのある軽症者向けの治験を続けていた富山化学も治験を打ち切り。
昨年11月の報告では、軽症者への投与で、1カ月後の状態は「死亡」が3.9%だったそうです。
全国のコロナ入院患者における死亡率(約0.45%)と比べるとアビガンがいかに危険な薬かわかりますよね。
ちなみに、その筋では、「当初から、安倍氏が富士フイルム会長と頻繁にゴルフや食事をする仲だからアビガンを推奨したのではないか。」と囁かれていたそうです。(どの筋だよ。)
安倍元首相のすることは、なんでも、ゴルフ絡みなんですね。
で、確保されていた約140億円の予算は、どうなったのでしょうか?
予算と言えば、現在、国会で審議さている予算案の中に、プーチン応援予算があるということで立憲民主党が追求していますけど、あれも、『安倍の遺産』。
17日の参院予算委員会では、2019年のウラジオストクでの安倍・プーチン会談で「ウラジーミル、君と僕は同じ未来を見ている。ゴールまで駆けて、駆け、駆け抜けよう」と安倍元首相がプーチンに呼び掛けたことを蓮舫議員は取り上げ、岸田首相に「ゴールにたどり着いたと思うか」と質疑したところ、「残念ながら努力は結果につながっていない」と認めたそうです。
27回も会談を重ね、さんざん貢いだ挙句の成果は、ゼロ、どころか、マイナス。
一方、岸田首相は、22年度予算案に盛り込まれている8項目の日ロ経済協力プランについて、「今後の(ウクライナ情勢の)展開は不透明」などとして、修正要求は拒否したそうです。
情勢の先行きが不透明だから、ロシアとの関係は維持したい、と言うことでしょうか。
不透明ですか?
相手が、普通の国家でしたら、そのような理屈も通りますけどね。
プーチン帝政ロシアの思考は「白か黒」でしかないのに、まだ、夢を見るようなことを言っている日本の首相。
話しがそれてきましたが、それにしても、安倍元首相は、アベノミクス、アビガン、アベノマスク、森友、加計、内閣官房による人事掌握による官僚組織の忖度組織化などなど、日本の政治に残した負の遺産は、掃いても、掃いても、掃きだし切れないほどのゴミを残している。
一日も早く掃除を終えて、「国民が主権者です」と言える国づくりに向かいたいものです。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<3月19日の誕生花>
アザミ
花言葉:独立、報復、厳格、触れないで
<画像は、ネットからお借りしています>