皆さん、お早うございます。
五島地方、今日も、曇り空でスタートです。
あの問題、コロナ対策で混乱しているのは分かりますが、どこの政党からもコメントがない。
どの政党も、どう読んでいいのか苦慮しているのかもしれませんね。
あの人たちの腹のうち。
片方のロシアのプーチン大統領は、「演習」と言いながら大量の軍隊(約10万人とか)をウクライナ近辺に配置し、また、一方のアメリカのバイデン大統領は「あれも出来る、これも出来る」とロシアへの制裁案を並べている。
今回のアメリカとロシアのつばぜり合いのきっかけは、昨年9月上旬にウクライナのゼレンスキー大統領がホワイトハウスを訪問し、迎えたバイデン大統領が、「ロシアの侵略に直面するウクライナの主権と領土保全を支持する」と約束したことに始まるのではと言われています。(もちろん、その前にウクライナ内部での紛争がありますが)
このことは、ロシアにとっては、ウクライナのNATO加盟問題を含む協議ではと危惧される事態で急速に警戒感が高まったようです。
28日、バイデン大統領は米軍を東欧に派遣すると発言し、オースティン米国防長官は、ウクライナ国境周辺に集結した10万人規模のロシア軍は「複数の都市や大規模な領土を奪取可能だ」と述べたそうです。(物騒な話だ)
なんだか、きな臭い情報ばかりが入ってきますが、本当に戦争に突入する可能性があるのでしょうか。
専門家の話しでは、ロシアは小競り合いをして有利な所で手を打ちたいのだろうと予測し、バイデン大統領については、現実的な人だから戦争と言う手段は取らずに数々の制裁でロシアを追い詰めたい思惑だろう、と述べています。
だったら良いのですが、シカリさんは、アメリカの歴史が気になります。
第二次大戦以降、次のような戦争を行ったり加担したりしています。(小さな地域的介入は省いています。)
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朝鮮戦争 (1950–1953)
多国籍軍のレバノン介入(1982–1984)
レバノン内戦の一部湾岸戦争(1990–1991)
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(1994–1995)
コソボ紛争(1998–1999)
アフガニスタン紛争(2001–2021)
イラク戦争(2003–2011)
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アメリカと言う国は、時の大統領がだれであれ、たびたび戦争を勃発させ、加担する国と言うイメージがぬぐえません。
そこにどのようなエネルギーが働き、戦争へと進ませるのかはわかりませんが、不気味ですね。
ところで、バイデン大統領が、「制裁がこんなに出来るぞ」と言っても、EU各国はエネルギー面でロシアに依存している部分がある。
さらに当然の話しとして、近くでの紛争は自国の不安定に繋がり好ましくない。
つまり、アメリカが言うほど制裁も簡単ではない。
ウクライナ情勢を巡っては、ロシアは昨年、『北大西洋条約機構(NATO)不拡大の確約』を求めていたけど、これについてはアメリカから文書で正式に拒否されており、両国の今後の外交交渉の切り札は残り少ないような気もします。
つまり、両国の指導者たちは相手を追い詰めているようで、実は、お互いに手を取り合って窮地にはまり込んでいるように見えます。
あとは、二人の高齢指導者たちが、どこまで冷静に情勢分析を行い対応できるかにかかっているような。
こんな時に、間に入って仲裁する国はないものだろうか。
我が日本の政府は、アメリカの大きな傘の中にいる以上、中立的対応が出来るわけもなく、あちこちの声を聞いて方針をコロコロ変えて無駄に日々を過ごして、参議院選挙の票読みをするくらいしかできないだろうし。
このままだと、今年は、国内的にはコロナで緊張し、国際的にはウクライナ問題でヒリヒリした緊張を押し付けられそうだ。
どうか、両国が無茶な判断をしませんように。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<1月30日の誕生花>
花言葉:失望、失意
<画像は、ネットからお借りしています>