皆さん、お早うございます。
五島地方、昨日は、久しぶりに一日中雨でした。今日は、曇り空でスタートです。
そもそも田舎で育ったシカリさんは、喫茶店とかあまり行ったことがありません。
ただ、ある時期だけ頻繁に利用していました。
色々あり、大坂に住み、京都や富田林に仕事に行っていたころ、休み時間とか昼食に喫茶店を利用していました。
最初、田舎者のワシは、馴れずにおどおどしながら利用していましたが、いつの間にか、何とも言えない雰囲気に魅了されていました。
学生生活も恋愛も知らないシカリさんでしたが、まるで、学生の自分が彼女と待ち合わせしているかのような錯覚を覚えるのです。
それは、それは、心地よい時間でした。
その頃、よく流れていたのが、ガロの「学生街の喫茶店」。
当時は、学生運動の衰退期で、でも、学生たちが尖っていた時期の名残をとどめていて、なんとも切ない気分になったものです。
１９７２年６月
君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
学生でにぎやかな この店の
片隅で聞いていた ボブ・ディラン
あの時の歌は 聞こえない
人の姿も変わったよ
時は流れた
あの頃は愛だとは 知らないで
サヨナラも言わないで 別れたよ
君と
君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
窓の外 街路樹が美しい
ドアを開け 君が来る気がするよ
あの時は道に 枯葉が
音もたてずに 舞っていた
時は流れた
あの頃は愛だとは 知らないで
サヨナラも言わないで 別れたよ
君と
この記事を書くにあたって、改めて、この曲を聞いてみました。
やはり、何とも言えない甘さ、切なさを伴っていて、良いな～。
そんな数少ない思い出しかない喫茶店ですが、東京商工リサーチの情報によると、閉店が増えているそうです。
「喫茶店」の廃業、2021年は過去最多の100件（東京商工リサーチ） - Yahoo!ニュース
2021年の「喫茶店」の休廃業・解散は100件（前年比26.5％増）に達したそうです。
一方、倒産は61件（前年比8.9％減）で、併せて161件が閉店しており、これまで最多の2020年（146件）を15件上回り、過去最多になったそうです。
コロナ禍で生活様式が変化し、商談や「時間つぶし」、「勉強」などの需要も減り、先行きが見えず、債務超過に転落する前に廃業したものと見られているそうです。
オミクロン株の流行拡大で「まん延防止等重点措置」の適用地域は拡大が続き、再び、在宅勤務が増え、外出する人も減ることが予想され、さらに、とどめを刺す要因として、コーヒー豆や他の食材も高騰しているそうで、二重苦三重苦と言った所でしょうか。
なんとも、これも切ない話ではあります。
五島に住むシカリさんは、ただ、ひとえに一店でも多くの喫茶店が、この先も人々の憩いの場として残ることを願い祈ることしか出来ません。
＜ワシより一足先に記事にされた方がいますので、ご参照ください。「違う見方」さん、勝手に引用しまして、ごめんなさい。＞
純喫茶の減少とメタバース - 違う見方 (chigau-mikata.club)
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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＜１月２４日の誕生花＞
花言葉：あどけなさ、純潔、親愛の情
