公明党・山口代表の「問題なし」発言に見られる政権与党の堕落。
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日も、風の強い曇り空でスタートです。
いきなりネタに入ります。^^;
11月26日、政府は18歳以下の子供のいる世帯に10万円相当を給付するなどの経済対策の裏付けとなる今年度の補正予算案を閣議決定しました。
目玉は、住民税非課税世帯への10万円給付には1兆4323億円、困窮学生への給付に675億円など。
また、売り上げが減った中小企業に最大で250万円配る「事業復活支援金」には、2兆8032億円が盛り込まれています。
総額は、一般会計で31兆5627億円だそうで、結構な金額です。
新型コロナで疲弊した事業主や困窮家庭の子ども、困窮学生の救済をうたってはいるものの、その根拠や線引きがいまいち不明で、大ひんしゅくを買っているしろもの。
そこへ来て、火に油を注いだのが、公明党の山口代表。
10万円給付のうちの5万円については、クーポンでの給付を目指しているようだが、なんと、その事務費が967億円もかかるというから、各方面から批判の声が続出。
こうした声に対して、山口代表が放った言葉が・・・。
『問題なし』
長期政権のおごりとしか言いようがない。
10万円の現金一括給付なら、支出の必要がないお金。
967億円あれば、困窮学生への給付を倍増できる。あるいは、給付の範囲を広げることだってできる。
政権与党は、安倍政権時代の10万円給付が消費に使われるより、貯蓄に回っていたとのデータに囚われてこうした方法を考えたみたいだけど、その分母となる給付対象が困窮世帯・学生に絞っていることから、当然、前回のデータは生きて来ないことに気づかないのだろうか。
使いようもないマスクを大量に作らせ、案の定不評で倉庫での保管となってしまった「アベノマスク」。
製作費用も無駄だったが、余ったマスクの保管費用が、なんと、「1日6億円」!!
現在進行形で、マスクの保管だけで「1日6億円」を支出し続けているのですよ。
こうした政権与党の政治家の感覚とワシ等国民の感覚の乖離は、尋常ではない。
選挙のたびに国民が求めてきた「安定した政治運営」は、こうして腐敗し、堕落していくのだろうね。(あ、「堕落していく」じゃなく、「している」でした。)
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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花言葉:煩悩、恋にもだえる心
誕生花: 12月1日