江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

娘の結婚、その時、父の想いは・・・。

 

 

皆さん、お早うございます。

 

 

今日の五島地方、晴れ空ですよ~。

 

 

シカリさん、13日から昨日まで、法事のため長崎方面に旅をしてきました。

 

 

久しぶりに会う親戚に土産などを持参し、法事がすんだら速攻で帰ろうと考えていたシカリさんですが、親戚が放さず、食事(マスク会食)して沢山のお土産を頂いて、やっと、帰ることを許されました。^^;

 

 

行きも帰りも、重い荷物を運んだ虚弱体質のシカリさんは、昨夜は、あっという間に夢の中へ。

 

 

そこで、今日のブログのネタを考えることも出来ず、愚痴が言えません。

 

 

と言うことで、昔、書いた詩をアップします。

 

 

娘が嫁いだのは、もう、二十数年前のこと、その数年後に書いた詩です。

 

 

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 嫁ぎ行く

 

可愛い子でいて

しっかりした小学生でいて

利口な中学生・高校生でいて

とっても良い大学でなくても

就職に有利な大学にはいり

卒業したら

少しでも良い仕事を見つけ

やがて

経済的にも、社会的にも

落ち着いた人と出会い

結婚し

孫の三人も

見せてくれれば

 

そんな

あれや、これやの

想いを押し付け

「子想い」を装い

 

今、振り返れば

君に、心静かな時が

あったのか

私の声援(ムチ)は、君の心に無頓着で

 

だが、幸いにも君は

私の想いを

ふいに払い

嫁ぎ行く

 

与えることが出来なかった

愛を

君は、自ら勝ち取り

静かに

微笑を残し

嫁ぎ行く

 

そんな君に、私は

一言も

一言の祝福の言葉も

手渡すことが出来ず

 

式場の隅で

「父親」を装う私に

君の微笑みは

ありがたくもあり

すまなくもあり

 

スポットライトの中を歩く

君達の後ろ姿を

見詰めることも出来ず

ふと、閉じた瞼(まぶた)には

なぜか今朝見た

君の生家の桃の花が映され

 

装い続ける私は

笑顔に泪するという

実にありきたりの

オヤジの時の

重みを噛みしめる

 

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今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。

 

 

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ロベリア

花言葉:いつも愛らしい、謙遜

誕生花:11月15日

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