頂いた花を、すぐに捨てるなんて、悲しいですね。
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日も曇ったり晴れたり、はたまた、雨が降りだしたり典型的な冬の空模様です。
昨日、「FRIDAY」のある記事を目にして、『ワシ、人に花を贈ったことあるかな~』と、自分の人生を振り返ってみました。
逆に、頂いたことは、実に、鮮明に覚えています。
なにせ、記念すべき退職の時ですから。(随分、昔です)
職場の仲間、後輩、先輩たちから、それこそ思いもよらない人からもいただきました。感謝、感謝。
ありがたく、狭い我が家のあちこちに飾り、大事に楽しませていただきました。
ところが、折角頂いた高価な花を、すぐに捨ててしまう人たちがいることを知り、ビックリするやら、情けなくなるやら。
しかも、その人たちは、「国会議員」さん達だそうです。
「FRIDAY」によると、次の通りです。
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衆議院の第一議員会館および第二議員会館は12階建てで、各フロアの両端にゴミ捨て場が設置されている。
10月中旬は多くのゴミ捨て場が胡蝶蘭で埋め尽くされたという。一つのフロアで約30~50鉢は置かれるというから、総数は200、300ではきかないだろう。
「それも1日だけではなく、毎回3日以上も続きます。議員事務所側も後ろめたいので、宛名が書かれた木札を外すことはもちろんですが、人目につかないようにゴミ回収の直前や週末の夕方に捨てていきます」
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選挙のたびに、このような光景が繰り返されているのかと思うと、『なんと、もったいないことをするんだ』と腹立たしくなったり、情けなくなったり、複雑な気持ちになりました。
普通なら、「どなたか、いりませんか?」とか手配しそうなものですが、そうしたことはせず、ゴミとして出すなんて・・・。
捨てられた美しい胡蝶蘭ですけど、花農家の皆さんは、育てるのに、どれほど苦労されたものか。
育てる過程では、『どんなところに飾られるのかな』とか、『大事にされるだろうな』とか、いろいろ思いを注ぎながら作業をされたと思うのです。
さらに、花にも命があります。
ワシは、仏壇のお花替えの担当をしていますが、しおれて替えた花には、必ず声をかけてからゴミ箱に入れます。
『ご苦労様でした。ありがとうございました。』
花にも、命があるんですからね。
にもかかわらず・・・。
最近、「SDGs」と言う言葉が流行っていますが、日本では、いかに上滑りしているか、如実に示していますね。
あらゆる命を大事にした、昔の日本では、許されない行為です。
作った人に対しても、花の命に対しても、とても失礼な行為ですからね。
せめて、この「FRIDAY」の記事を機に、このような非常識な行為が無くなることを祈るばかりです。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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ベゴニア
花言葉:片思い、愛の告白
赤いベゴニア:公平
白いベゴニア:親切
誕生花:11月12日