江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

自民党総裁選、連合会長選にみるジェンダー平等。

昨日は、「五島地方は曇りです。」とブログをアップして30分もしないうちに晴れ渡り、どうしたものかとオロオロしたシカリさんです。

 

お早うございます。

 

今日も、昨日と同じような天気のようですね。

 

つまり、曇りと晴れのシーソーごっこ

 

そんな中、またしても分不相応な記事を書こうというワシですが、どうか、大目に見て下さい。

 

これからの社会のあり方を問うポイントは、「まず、様々な平等が保障されるか」にあると考えるシカリさんです。

 

何が分不相応なのかと言うと、これまでの家庭生活の中で、ほぼ独裁運営をしてきたとの自覚があるからです。

 

なんでも話し合って決定する約束でスタートしたような記憶があるが、現実は、シカリさんの「これしかないよ」「これが一番」「これがみんなのため」という話しの進め方の中で、山ノ神は理解してくれ、一緒に歩んでくれた。(・・・と思っていたが、実際は、はらわたが煮えくり返っていたそうです。^^;)

 

そんなワシが、ジェンダー平等など言えるか、との批判を覚悟で書きます。

 

先日も記事にしたSDGsの中でも「目標5 ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」とありますね。

 

この課題には多くの問題をはらみ簡単には表現できませんが、例えば、「選択的夫婦別姓」への理解度などもそうだと思いますね。

 

今日、決定される自民党総裁選挙ですが、候補者たちは、この問題にどのようなスタンスをとっているかと言うと、下の図のような違いがあるようです。

 

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「選択的夫婦別姓」を導入すると「家族が壊れる」と妄想を膨らませる人もいれば、世間の流れが「認める」方向だから、それに合わせようという候補者がいたり、様々ですね。

 

ただ、自民党の候補者全員に共通するのが、「意見を求められれば回答するけど、自分でジェンダー平等を実現しよう」と動いているお方は見られない、ということ。(もし、おられたら御免なさい。限られた情報の中での判断です。)

 

今回の総裁選挙では、女性候補者が二人も出て画期的なこと、などと評される向きもあるが、女性が立候補できることは良しとして、大事なことは「平等な社会を実現しよう」と取り組むかどうか。

 

男性だから、女性だから、は関係ない。

 

どなたが、どのような社会を作ろうと志しているのか、ですよね。

 

くしくも、10月上旬に労働組合の最大組織である連合の会長選挙が行われるみたいです。

 

そこで注目されているのが、選考委員会から会長候補として推薦された芳野友子さん。

 

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当然、シカリさんは知りませんでした。

 

様々なニュースから、ミシンメーカーのJUKIの労組の出身で、金属・機械系中小企業の労組などでつくる産業別組織JAMの副会長を務めておられるようです。

 

この「副会長」というのは「女性枠」として設けられたポストとのこと。

 

ここで、何人かの人は幾分「あれ?」って思われるかもしれませんね。

 

考えようでは、「女性差別と言われないようにポストが儲けられ、そこに飾りとして就いていたんじゃないか。」と受け取られますよね。

 

ところが、実態は女性組合員が連携して各組織に働きかけ、そのようなポストを作らせたんだそうです。

 

女性が労働組合の中で、その担い手として中心につくという気概を持って進めてきた取り組み。

 

明かに男性社会だった労働組合の中で、堅実・着実な取り組みですね。

 

こうした背景を背負って「連合会長」という要職に推薦された。

 

実に、素晴らしいことだと思います。(組織内での支持政党をめぐる対立が背景にあるとしても)

 

ちなみに、企業側との交渉にあたっては、次のような信念で臨んだそうです。

 

明治維新の精神的指導者・吉田松陰は、次のような教えを残している。 『至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり』。こちらがこの上もない誠の心を尽くしても、感動しなかった人に未だ会ったためしがない。誠を尽くせば、動かすことができないものはないということだ。われわれは知恵を出し合い工夫を凝らし、誠心誠意で総行動を展開し、結束することで最大の力を発揮し、必ずや目的を達成する。われわれにはその力があるはずだ」

 

自民党総裁選候補者たちの「問われれば答える」という姿勢と比べて、「至誠にして動く」という前向きな連合の会長候補者・芳野さんは素晴らしい。

 

このような方が、大きな組織のトップに就くことで、私たちの社会も大きく一歩前に進むかもしれませんね。

 

< 参 考 >

江戸時代の家族の在り方についての証言

 

フツセル(1820~1829年、長崎・オランダ商館勤務)

「私は子供と親の愛こそは、日本人の特質の中に輝く二つの基本的な徳目であるといつも考えている。このことは、日本人が、生まれてからずっと、両親がすべてを子供たちに任せてしまう年齢にいたるまで、子供のために捧げ続ける思いやりの程を見るとはっきりわかるのである」

 

オールコック(幕末の初代イギリス公使)

「赤ん坊はいつも母親の背中に負ぶわれるが、父親が子どもを抱いて江戸の町や店内を歩いているのもごくありふれた風景だ。ここには捨て子の養育院は必要でないように思われるし、嬰児殺しもなさそうだ」

 

以上で終わりです。

 

今日も、皆さんにとって素晴らしい一日でありますように!

 

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サツキ

 

これも、また、「今頃、サツキ?」って感じ。

 

花言葉は「節制」。(若い頃に聞いていれば、もっと、違った人生が・・・)

サツキは5月19日の誕生花だそうです。

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