TBS「ひるおび!」でデマ拡散!八代弁護士は、謝罪せず補足説明。
シカリさんは、この「ひるおび!」と言う番組、随分、前から見ないようになりました。
つまり、その前は、結構見ていたんです。
ところが、安倍政権時のコメンテーターの「政権すり寄り」「誤魔化し」などが目に余り、ついに、見なくなっちゃいました。
そのコメンテーターの一人が、今回の主役・八代弁護士。
国際弁護士と言う肩書を持つお方ですが、政治問題へのコメントの仕方が、実に、いやらしいんですよ。
頭が良いのは、わかりますが、性格がズルい。
他の人のコメントの隙間に、ちょこっと自らの判断に誘導するようなコメントを差し込む。
目立たないような形で、やらかす。
しかも、そちらは本音。
10日の「ひるおび!」でのやり方も、衆院選での野党共闘の話題の中で、「志位委員長がつい最近、『敵の出方』という言い方をやめようとは言ってましたが、共産党は『暴力的な革命』というのを、党の要綱として廃止してませんから。よくそういうところと組もうという話になるな、と個人的には思います」と、コメントを差し込んだそうだ。
極めていやらしく、確信犯的で、計算づくの手法だと思います。
その証拠が、13日に行われた補足説明(謝罪と報道する向きもあるが)で分かります。
「先週の私の発言についてですが、私の認識は閣議決定された政府見解に基づいたものでした。一方で、日本共産党はそれを度々否定していることも併せて申し上げるべきでした。申し訳ありませんでした」
「私が発言した内容は閣議決定されています」という前提を置き、しかし、「綱領には記載されていない」という決定的事実は述べずに、「日本共産党はそれを度々否定している」とし、『本人は否定しているけど、本当は、どーかなー』という流れにもっていっている。
読んでお分かりの通り、「綱領に記載していない」こと、つまり、ウソを言ったことは謝罪せず、『舌足らずだったことは、申し訳ない』と補足説明している。
ここで大事なのは、国際弁護士と言う八代氏が、「閣議決定された内容に証拠能力はあるのか」という問題をスルーしたのか、ということ。
するはずがない。
閣議決定は政府の方針として決定したという事実を示すもので、それが正しいという証拠にはならない。
なぜなら、閣議決定は修正されることがあるからです。(そんなのは分かっているよ、とお叱りを受けそうですね。)
例えば、2019年1月には前年末に決定した2019年度当初予算案を閣議決定しなおした、と言うこともありましたよね。
八代弁護士は、このことは理解したうえで、「閣議決定された政府見解に基づいたもの」と補足説明した。
悪質ですね~。
こうしたやり取りは、これまでもたびたび見られたこと。
何のためにこうしたコメントを繰り返すのか、と言うと、安倍晋三さんへの忖度じゃないかな、と思います。
ちなみに、上記の閣議決定は昨年6月に行われている。
つまり、安倍政権の時です。
この人の使命は、安倍的世界観を国民に刷り込むことにあるんじゃないかとさえ思えてきます。(被害妄想かな~。^^;)
もう一つ、付け加えますと。
『共産党は嫌い』という人たちもいるでしょうが、『共産党は好き』と言う国民もいる。
しかも、日本共産党は、れっきとした日本国の公党なんです。
その党を根拠のないデマにより卑下する行為は、日本の政治秩序を破壊する行為であり、安倍晋三さんの「あんな人たちには負けたくないんですよ」と叫んだ行為と同じで、国民に分断をもたらす行為。
キー局と言われるTBSが、いつまで、このような低レベルな情報を流し続けるのだろうか。
CMを提供されている企業の皆さんは、こうした番組をどのようにお考えですか?