江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

ひろゆきさんツイート「自動車メーカーと関連会社のリストラ不可避」。就職氷河期なんて、もう、見たくない。

昨日、ネットニュースを検索していて、2ちゃんねるの開設者・ひろゆきさんのツイートに関連する記事に目が留まりました。

 

そのツイートの内容は、ざっと、次のような感じです。(一部)

 

 「電気自動車はガソリン車より部品数が1/3減ると言われてます。従って、組み立て工数も減ります。人間の手よりもロボットの精密さが求められるので、自動車メーカーと関連会社のリストラは不可避。欧州の話ですが、日本も時間の問題で起きることですね」  

 

 「『道路に充電スタンドを作りまくったり、火力発電で電気自動車の電気を作るよりハイブリッド車のほうがエコ』という事実と、実際の流通は別の話です。このままだとハイブリッド車の新車販売が2035年以降に欧米で違法になります。『ハイブリッド車が環境に良い』と言っても、違法では売れないのです」

 

シカリさん、この記事を読んで頭に浮かんだのが、20年ほど前の「就職氷河期」のこと。

 

シカリさんの子どもも、随分、苦労したんです。

 

結局、正職員にはなれず、非正規で生活してきました。

 

正職員になれない若者たちの中には、自分を責める者もいて、その後の人生にも大きな影響を与えています。

 

当時の状況を考えると、EV車への移行が若者たちの就職活動に大きな影響を及ぼすのではないかと心配してしまいます。

 

なにせ、自動車産業は日本の製造業をけん引する基幹産業だし、従事(直接・間接)する就業人口は日本の全就業人口の約8%と言うから大きい。

 

関連業界の統計によると、次の通りだそうです。

 

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出荷額だって、全製造業の出荷額の約18%

 

素材や部品の調達などまで含むと、製造業全体への影響は計り知れない。

 

さらに、日本の企業が海外に生産拠点を持ち現地生産をする工場数は42カ国187工場というから、若者の就業環境に与える影響は大きい。

 

地球環境を考えた時に、避けて通れない事態ではありますが、『その時』に遭遇する若者たちの『困難』を少しでも和らげる方策を考えていただきたいものです。

 

なにせ、降って湧いたような問題ではなく、スケジュールが組まれている問題なんですから。

 

でも、皮肉なものですね。

 

石炭と油で拡大してきた人間の活動が、その副作用で縮小に転じなければならないのですから。

 

拡大に拡大を重ねて来て、そこで得られた『富』は、どこかにあるはずですから、ごく少数の者による独占を許さず、これから先の若者たちのために、その『富』を使えるような仕組みづくりが必要ですね。

 

これ、なあ~~に?(三日目。成長早すぎ^^;)

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