江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

覆面レスラー市議が、慰謝料を求めて市を提訴??ですから、公選法の改正が必要なんです。

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私はだれでしょう。知るか!!


大分市の覆面レスラー市議が、議会ホームページなどに自らの覆面姿が掲載されないことで「覆面着用は表現の自由に該当し、認めないのは違法」として慰謝料500万円を求めて提訴したそうです。

 

まあ、個人がどのようなお考えを持とうが、提訴をしようが、それは自由ですね。

 

問題は、こうしたトラブルを発生させないような仕組みを作るべきなのに放置されているという点だと思います。

 

シカリさんは、常々主張していますけど、公選法の改正をすべきだと思います。

 

どのように改正すべきなのか。

 

まずは、供託金制度を廃止し、保証人制度に移行すべきです。お金を持っていれば、どんな人物でも立候補できる仕組みは、現代社会では危険すぎる。性善説が成り立たない社会に成り下がっているということを理解すべきです。

 

もう一つは、本名と素顔で勝負するようにすべきです。

 

議員と言う公職に就くということは、以前からの支持者以外の全ての市民に責任が発生することです。芸名や覆面で選挙活動を行い、一部の支持者の力で当選したとしても、他の市民がその市議について認識できないのであれば問題です。

 

特に、芸名などの場合は、本人の力以外にも所属会社やマスコミなどの力を得て獲得した影響力がある。これは他の候補者と比べて、とても不平等だと思います。

 

覆面などの場合、例えば、障がいや病気で何らかのものを装着しないと生活できない方もおられると思うけど、その場合は、理由を説明できるし認められるべきだと思います。

 

しかし、そうでない人が、芸名や覆面で議員活動を行うことには強い違和感を感じます。

 

違和感だけでなく、「自由という言葉」を盾にして無秩序な社会に引き込もうとするこうした人間に、公費で議員歳費を出していることに強い怒りを感じる。

 

日本が法治国家の道を歩むのであれば、公選法を改正し、市民・国民が安心して生活できる基本的秩序を維持していただきたい。

 

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覆面レスラー市議「着用は表現の自由」…議会HPへの写真掲載と慰謝料求め市を提訴

読売新聞、7/1(木) 7:10配信

 

 大分市議会のホームページや議会だよりに覆面写真の掲載を求めている覆面レスラーのスカルリーパー・エイジ議員(52)が30日、市を相手取り、写真の掲載に加え、慰謝料500万円の支払いを求める損害賠償請求訴訟を大分地裁に起こした。

 訴状では、覆面での社会活動を通じて支持されて当選しているとし、「覆面着用は表現の自由に該当し、認めないのは違法」と主張している。地裁に申し立てている仮処分は取り下げる方針。記者会見したエイジ議員は「これまで妥協点を探してきたが同意してもらえなかった。司法で正しい判断が下されることを期待したい」と話した。