江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

ワクチン接種に関するビートたけしさんの提言「若者にじゃんじゃん打った方が」は、至極当然で有効な方法です。

f:id:gotoshikari:20210425101213j:plain


新型コロナウイルス感染症については、今日から4都府県に緊急事態宣言による様々な行動制限が課せられるわけですが、ワクチン接種の方は、やっと2%が終わったそうです。

 

なんでも、OECD(だったかな~)37か国の中で37位だそうですよ。^^;

 

ワクチンを調達できないことが大きな理由でしょうが、その進め方にも問題があるようですね。

 

あちこちで通知を受け取り窓口を訪れた人々が大行列をなしているとか・・・。

 

なんとまあ、平和ボケした行政のトップたちの指揮統率能力のなさが如実に表れている光景ですね。

 

何が問題なのか。

 

それは、「平等」と言う概念と、「体力的に良い人を優先」という観念にとらわれていること。

 

だから、全国一斉に、しかも高齢者などを優先してと言う発想になる。(まあ、それ以前に、医療関係者が第一と言うのは正しいが)

 

なぜ、このような発想になるのか。

 

それは、他でもない、多くの人が平時の発想をしているからです。

 

現在進行している状況は、まさに有事なのです。

 

つまり、感染症との戦争の真っ最中なのです。(ウイルスは戦争と言う意識もないでしょうけどね)

 

コロナは自らの意思で動くわけではない。(それくらい誰でも知っている、と言われそうですね)

 

人間に付着して移動する。最初は外国から入り、空港・港から都市部で広がり、田舎へと広がってくる。

 

この感染症と戦うには、ほとんどの人が指摘するように「入口」での防止策をしっかりすれば良いこと。しかも、動き回る機会の多い人を補足して対処すれば良いこと。

 

言うならば、「川上でいち早く対処」するのが有効なのに、日本のこの一年は「川下で広がった感染を見て右往左往」している。

 

こうした戦いの基本に基づき考えれば、戦場に出て行く人を重装備してやるのが当たり前。その次が、こうした世代と近接して生活する弱い人々。

 

こうしたワシの考えと同じことをビートたけしさんが発言したようですね。いろんなワイドショーも見ていますけど、そのような意見を聞いたことがなかったので、とても歯がゆい思いでした。たけしさん、ありがとうございます。

 

政治家や官僚の皆さんは、接待漬けでまともな思考が出来ないのでしょうか?

 

菅内閣にまともな対応を求めても責任逃ればかりで先行きは見えない。

 

残念ながら、日本は「法治国家」から「放置国家」になってしまっている。その原因は、他でもない国民が無能な議員を大量生産していることにあるのですから、この際、少しは考えていただきたいですね。

 

*****************************************************************************

ビートたけし、路上飲みする人へワクチン優先接種を提言「一番出歩く人にじゃんじゃん打った方が早い」

スポーツ報知、4/25(日) 7:40

 タレントのビートたけしが24日、キャスターを務めるTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜・午後10時)に生出演した。  

 番組では、4月25日から東京、大阪、京都、兵庫の4都府県を対象に、5月11日までの17日間、緊急事態宣言が発令されたことを報じた。  

 高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっているが、たけしは「考えたらいっぱい若い人が外でワイワイやって、あの人たちを先に打っちゃった方がいいんじゃないかなって思うけどね」と路上飲みをしている人たちへのワクチン接種を先にしたらどうかと提案。  

 そして「あとは高齢者の基礎疾患を持っている人とか。我々は気をつけてそういう所に行かないんだから。一番出歩く人を優先的にじゃんじゃん打っちゃった方が早いんじゃないかと思うけど。何で高齢者を優先にしているんだかね。基礎疾患のある高齢者や医療関係者はいいけど、一番うつしやすかったり外出するのは若い人だよ。そちらを優先的に接種してしまった方がいいんじゃないかなあ」とコメントした。