江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

「聖火リレーの火は消すべきだ」と指摘する外(そと)の目にも注目しては如何だろうか。

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25日、東京オリパラの聖火リレーがスタートしましたね。

 

Jビレッジをスタートした聖火リレーですが、各方面から出ていた心配(密集が発生して新型コロナの感染に繋がったら怖い)に対して、様々な対応策を発表して実施に移しました。

 

が、ニュースで見る限り、とうてい整然と行われたという感じはせず、これから先の混乱が心配される。特に、マスコミ陣の密集ぶりはひどかった。

 

こうした日本の状況について、海外で興味ある声が発せられている。

 

ネットなどでも、今のところ、あまり興味を持たれていないようだが、それは仕方がない。日本人は、オリンピックについて疑っていない人が多数派ですからね。

 

でも、たまには、外からの冷静な視線に注目するのも良いのではないでしょうか。

 

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映権持つ米NBC寄稿「偽善・危険性・ばかばかしさ浮き彫り」

読売新聞、2021/03/27 06:50

 【ピオリア(米アリゾナ州)=佐野司】東京五輪の米国向け放映権を持つ米NBCニュース(電子版)は25日、五輪聖火リレーを取り上げて「聖火リレーの火を消すべきだ」と批判する寄稿を掲載した。

 元プロサッカー選手で米パシフィック大教授のジュールズ・ボイコフ氏の寄稿で、「新型コロナウイルスパンデミック感染症の世界的な大流行)の中、公衆衛生を犠牲にする危険がある」と指摘。

 福島県からのスタートについても「この儀式の偽善、危険性、ばかばかしさを浮き彫りにするだけでなく、五輪を推し進める日本の問題点を象徴している」と記している。

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この記事では、元の記事の前半部分を掲載しているが、元記事には次のような辛辣な指摘が展開されている。

 

「もとは『復興五輪』をうたっていたが、現地の多くの人は復興の遅れを理由に五輪を批判している。(復興の)財源は東京に振り向けられた」

 

「五輪はパンデミックを悪化させかねない。開幕時にも日本国民はワクチン接種を終えていないだろう。海外から来る何千人もの選手やコーチ、記者らは誰もワクチン接種が義務付けられていない。」

 

こうした記事が、米NBCニュースに掲載された意味は何でしょうか。

 

聖火リレーから本番までの様々なことに「開催を信じて」一生懸命に頑張っている皆さんやアスリートの皆さんが可哀想になる。でも、これが現実だろう。

 

さて、『五輪を推し進める日本の問題点』とは、何を意味するのでしょうか?

 

この方の記事の中では直接的表現はされていませんが、海外のメディアの中には「菅政権の政権浮揚にオリンピックを利用しようとしている」との声があるのも事実。

 

オリンピックの誘致から実行まで、政治まみれになっているのが見え見え。果たして、このようなイベントに、いつまでも国民を動員し狂喜乱舞させていいモノだろうか。(聖火リレーを見送る人垣が予想より少ないように感じるのは、ワシだけだろうか。日本人は、それほどバカじゃないってことかな?)