「28日に安倍総理辞職表明か?」と大騒ぎしていますけど・・・。
安倍首相は、長く記者会見もせず(ぶら下がりだけは、たまに応じているが)、憲法に基づく野党からの国会開会要求も無視して、テレビに映る姿は官邸に入る時とか、病院への出入りの姿だけ。おかげでマスコミ界では首相の健康不安説から「28日の記者会見で辞職表明するのでは」という説まで出ているとか。
確かに、そのように想像するのも無理もないですよね。
テレビのバラエティー番組では、次の首相候補をめぐりコメンテーターが、様々な情報を小出しにしている。
そんな中、辞職表明を前提に記事作りをしているマスコミもあるとか・・・。
***************************************************************************************
内田樹氏が明かす「安倍首相は28日に辞意表明の確率高い」として政権総括の原稿依頼
デイリー、8/26(水) 20:14配信
神戸女学院大学名誉教授で思想家の内田樹氏が26日、ツイッターに新規投稿。健康不安が取り沙汰されている安倍晋三首相が28日に記者会見する予定になっていることを受け、同日にも「辞意表明の確率が高い」として「新聞社二社から原稿を頼まれた」ことを明かした。
内田氏は「新聞社二社から相次いで『安倍政権の総括』原稿を頼まれました。28日に辞意表明の確率が高いということでの予定稿です」とツイート。その上で「村上春樹ノーベル文学賞受賞の予定稿は毎年書いてますけれど、安倍総理辞任の予定稿ははじめてです」とつづった。
リプ欄には「予定稿が無事掲載されますように」「辞めないと思います」「辞任と騒がれているが、実はそうではなく、内閣改造するぞの会見じゃないかと。五輪開催と憲法改正にはもの凄く執着がある御仁ですからね」「いつも重大な発表は金曜日の夜だもん」などの反応が続いた。
安倍首相は定期健康診断から約2カ月後の今月17日に都内の慶応大学病院で検査を受け、24日にも同病院で再検査。28日開催で調整に入っている会見では新型コロナウイルス対応を説明する方針だが、自身の体調にも言及する見通しとなっている。官邸での記者会見が実現すれば、通常国会閉会翌日の6月18日以来となる。
***************************************************************************************
どのような内容であれ、一国のトップの健康不安に基づく推測ですから、あれこれ出てくるのは仕方ないですね。マスコミとしては、知らんふりするのが、かえっておかしいですね。
ただ、マスコミならマスコミらしく、官邸公表の情報垂れ流しではなく、もっと、独自の情報を流していただきたいものですね。
たとえば、検査の日程でも「17日に検査をして、24日に追加検査をした」という情報しか見受けられない。
でもね、普通、いきなり検査をしませんよ。まず、初診がありますよね。そこで病名の推定をして、次に来るのが検査ではないですか。
つまり、日程的に考えられるのは、次のような流れじゃないですか?
8月10日 スポーツジム(午後2時から5時半)
この時に、初診を受けているのでは。(抜け出して)
8月17日 慶応大学病院(10時半から午後6時まで)
検査にしては長すぎますね。何らかの応急措置でもしたのかな。
8月24日 慶応大学病院(10時から午後1時40分まで)
これも追加検査にしては長すぎますね。
この流れから行くと、次に来るのは、追加検査の結果の説明でしょう。それは、31日でしょうね。
ですから、自らの進退表明が、その前と言うのは考えにくいと思うのですが・・・。
ちなみに、6月13日には人間ドックを受けていますから、その時点では問題がなく、最近になって何らかの異変が出たのであれば、つかみにくい病気。膵臓かな?
仮に、31日の検査説明で重篤との説明がなされて、進退表明をしなければならない状況になると、なんとも忌まわしい「9月」ということになる。
1990年(平成2年)9月 安倍晋太郎首相、すい臓がんのため入院。(66才)
さらに、皮肉なことに安倍晋三さんの誕生日は、9月21日なんですよね。今年で、66才になられる。
本人としては、何とかして、ここを超えたいと思うでしょうね。その気持ちは分かります。しかし、無理をしても誰の幸せにもつながらないことを考えるべきでしょうね。
どうぞ、退陣されて、ごゆっくり療養して下さい。