江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

十二文

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              = 五島に車は・・・・? =


江戸しぐさ」は、江戸商人の生き方。


だから、その教えは基本的に商人の跡継ぎを育てることを


目標としている。




9歳にして、キチンと失礼にない会話が出来るようになり、


次は、文章の番。


「十二文(じゅうにふみ)」、決して「じゅうにぶん」などと


読まないように・・・。読まないか。「十二分」じゃないもの。




それで、十二文とは、どういうこと?


一家の主の代筆ができるようになること、だそうです。


商家ですから、請求書や注文書はもちろんだが、苦情に対する


弁解書が書けないといけない。




弁解、というと最近の政治家は、言い訳と責任逃ればかり


しているが、あのような卑しい行為は、一人前とは認められない。


丁稚から、やり直せぃ、ってもんでぃ。




商人の弁解書は、それでは通用しない。責任を明確にしないと意味がない。


江戸商人は、プライドの高い人たちだったのである。


そして、その教えは12歳にもなる者は、いつ主が欠けても、


きちんと対応できる器量を育んでおきなさい、ということ。




私なんぞ、もうすぐ退職というのに、まだ、他人のふりを見て


わが道を決めるたぐい。


情けなか~~~ッ。